仕事が早過ぎる

※コメント下さった方へ

コメント下さったのにコメ返より先に

記事をUPする御無礼をお許し下さいm(__)m









アタシの「でも本気でお別れを思って涙が出たよ」

「例え話ですら悲しい」のメッセに

2時間半後の時間差で返事が来てました。


彼「俺だって悲しいよ」

アタシ「アタシ愛されてる❓」

「すごく不安だよ」

彼「愛してるよ」

アタシ「直接愛の言葉を聞かせて欲しいよ」

彼「逢いたいよ」

「伝えたい」

アタシ「今日、もしかしたら別れてたと思うと

♡♡君への気持ちが溢れそう」


彼「逢える時間ある❓」





∑(゚Д゚)え❓



今日❓



急じゃない❓





今日は遅番だから晩ご飯は用意して来てるし…

夫は飲み会だし…

少しなら大丈夫そう。

アタシの職種では、この時期なら残業をしようと思えば出来ます。

(就業時間内に出来るので残業はしませんが)

遅くなる言い訳も用意出来ました。




アタシ「今日❓出られるの❓

アタシは少しなら大丈夫だよ」

彼「俺は大丈夫👌」

「仕事は何時に終わるの❓」

アタシ「19:30」

「1時間〜1時間半なら大丈夫」

彼「食事する❓

それとも車で迎えに行ったほうがいい❓」

アタシ「どっちでも大丈夫だよ」

「♡♡君の都合のいい方で」

彼「自転車でしょ❓」

アタシ「車だったら駐輪場に戻って来て貰えればいいし」

「どっちでもいいよ」

彼「抱き合いたい…」






彼の方から急に当日の夜に「逢える❓」なんて初めてです。

以前、別れ話になった時にアタシから会って話をしたいと

誘った事はあったと思いますが。

「抱き合いたい…」なんて言うなんて…

無理は絶対言わない彼が一体どうしたのでしょう❓




アタシ「うん。

アタシも安心したい…」

彼「じゃあ車で行くね」




そして、彼は帰りのアタシの事を気遣って

自宅付近での待ち合わせの方がいいんじゃないかと

提案してくれました。

アタシ的にはすごくありがたい申し出でした。

しかも、夫が飲み会で…

狭い田舎の街ですからどこで会うかわかりません。

精神的にも体力的にも助かりました💦

いつもの場所で待ち合わせする事になりました。



彼と逢える。


今朝、別れを意識したのに抱き合う為に彼と逢う。


ドキドキ胸が躍るのでは無く、

不安でたまらない心を何とか落ち付かせる為に逢う。

まるで、精神を病んで治療を受けに行くかのようだと思いました。





アタシ「ご飯食べて来る❓」

「ダイエットしてるんだっけ❓」

彼「ダイエットしてるよ」

「ご飯は食べて行かない」

アタシ「美味しそうな穴子めし食べない❓」

彼「食べようかな😍」

アタシ「今日だけ〜

お願い❤️」

彼「うん❤️」




彼は今、ダイエット中。

アタシも現状維持でダイエット中。

でも、アタシと美味しい物を食べて

アタシ=幸せな記憶、だと彼の心に刷り込みたい。



アタシは『ふわとろ穴子めし』とやらを買って

仕事が終わった瞬間に大急ぎで職場を出ました。

自転車漕いで…

待ち合わせ場所に近付くと

彼の車のテールランプが光って見えました。




不思議とドキドキもザワザワも何も感じない。

心が凪いでるのは何故なのか。




彼の車に身を滑り込ませると

彼は手をギュッと繋いで「痩せたままだね」と

アタシを見つめました。

アタシは「そんな事ないけど」と彼から目を逸らして

窓の外を流れる灯りをぼんやり眺めました。


車内にはバックナンバーの「ハッピーエンド」が

流れていました。

彼が「好きだよ」とアタシの手を握る力が強くて。

それがとてもリアルで。

今朝、別れていたらこの強い力を感じる事は無かったと

そう心に届くか、届かないかの瞬間に

アタシの眼からは涙が浮かびました。

それはどんどん膨らんで…

なのに、表面張力で落ちない。

もう一度彼が「ソネミさんが好きなんだ」とアタシの手を強く握った時、

それは決壊して大粒の涙がボタボタッと流れ落ちました。


彼は泣きそうな顔をして親指でアタシの顔の液体を拭いました。

アタシはハンカチを出して、それを拭きました。


近くの山の上のホテルは1室しか空いてなくて。

金曜日の夜のこんな時間に来た事無いから驚いた。


部屋に入ると彼はアタシをギューッと

とても強い力で抱き締めた。

アタシはやっぱり泣いていて。

「別れようと思った❓」と陳腐な質問をした。

すると彼からは思いもよらない返事が返って来て。



「ソネミさんが罪悪感に駆られて

俺の事をもう嫌になったんだと思ったんだよ」

「それに、家族に悪いと言う気持ちが強くなり過ぎたら

ソネミさん、付き合い続けるなんて無理でしょ」



ビックリした。

そんな風に思っていたんだ。

だから、あんなに冷たい言い方したの…

アタシは貴方を傷付けていたんだね。



彼はアタシの顔を掴んで、がむしゃらにキスをした。

そして、アタシの涙がシャツに付こうが

お構いなしにギューギューと抱き締めた。

まるで一つの塊りになろうとしてるように。



そして「ソネミさんと抱き合いたい」と言って

深い深いキスをした。

2人でシャワーを浴びてベッドへ。


「好きだよ」

「(愛の)確認したい」


彼はそう言って深いキスをしながら

とても激しく深く愛してくれました。


「裸で抱き合いたかった」

「触れたくてたまらなかったよ」


彼もアタシも不安から逃げるようにお互いを堅く抱き締め合いました。

そして、深い深いキスで最後を迎えました。




シャワーを浴びて彼の腕の中へ。

彼は手も足も絡ませて来て

「安心する」

「俺が安心させなきゃいけないのに

ソネミさんが腕の中にいると安心するよ」と。


アタシは「別れる、なんて言っちゃダメよ」と彼の頬を摘みました。

彼は「うん❤️」と幸せそうにはにかみました。





その後、バスローブを着てお食事しました。



穴子めしは冷たかったけど、とても美味しかった。

彼は糖質制限してるのに、あっという間にペロリと完食。

アタシが食べられなかった分まで💦

山椒の佃煮が付いてて、山椒大好きなアタシ達は

それでテンション上がる⤴️


アタシ「ダイエットしてるのにゴメンね」

彼「ううん。

ソネミさんといる時だけだよ」


アタシ=美味しいものを食べられる

の図式が出来ればいいの。

アタシといる時だけに幸福感を感じて欲しい。



ほんの数日で彼は痩せてました。

顔とお腹がスッキリ✨

元々がかなりの巨漢なので、少し努力するとすぐに結果が現れる。

「糖質制限」

「ロングブレス」

「スクワット」

随分頑張ってるそう。



アタシも負けずに綺麗でいなくちゃ‼️

いきなりの逢瀬だったけど

彼のお気に入りのワンピース着てたし、

メイクもバッチリ💄

毎晩、ボディクリーム塗ってるから身体はどこもツルツル✨

ちゃんとお手入れしてて良かった♫


アタシがメイク直ししに行こうとしたら

「今日も可愛い❤️」と彼。

「ううん💦」と首を振ってメイクを直して戻ったら

「うん。やっぱり可愛い❤️」ともう一度。

いつまでもそう言って貰えるように頑張ろう‼️






帰り際、

「今日は無理させちゃってゴメンね」とバツの悪そうな彼。

「ううん」


今日じゃなければダメだった。

今日のタイミングだから逢えた。

今日だったからこそ、愛されてると心もカラダも理解した。


とても離れ難く、出口でずっと抱き合ってた。

お互いの気持ちが痛いほどわかった。







家に帰ってからもチャットしてくれて

彼の返事が遅れがちになり、眠そうな気配を感じるまで

やり取りして「おやすみ❤️」を言い合いました。











仕事の出来る男はあっという間に

恋愛も拗らせる前に解決してくれました。


アタシはメンヘラで拗らせ女で重い。

自分でも相当気難しいってわかってる。

でも、彼はアタシ以上にアタシの事わかってくれてるんだなぁって思いました。


メッセージでは伝わらない。

体温を感じないとわからない。

心もカラダも繋がらないと本当の気持ちを理解出来ない。








ご心配をして下さいました皆様、

本当にありがとうございました。

頂いたコメントを読みながら涙が出ました。

お騒がせしてすみません💦

ソネミ劇場、これにて終演でございますm(_ _)m