贅沢とは

先月のアタシの出張に彼が付いて来てくれた時のお話。

彼のご厚意で素敵なホテルを予約してくれました。


前回宿泊したのはホリデーシーズンだったのでディスプレイは華やかなクリスマス仕様でした。

今回はシックな紫陽花が美しかった。

お部屋も美しく大きな窓にキングサイズのベッドが素敵でした。








重厚で華やかな美しいホテルです。

ドレス姿の方や外国人の方が沢山いらっしゃるので、ど田舎から来たアタシ達には別世界。



夜のディナーは彼のお知り合いの方がオーナーの焼肉屋さんへ。

すごく庶民的なカウンターだけの焼肉屋さん。

ドレスアップして行ったアタシは完全に浮いてました💦

ものすごく肉質にこだわっているだけあって

とても美味しかった。









その後に訪れたホテルのBARも素敵でした。

ドレスアップして恥ずかしそうにしていたアタシに気を遣ったのか

「綺麗で素敵なソネミさんに相応しい場所でお酒飲みたかった」と言う彼。

ピアノの生演奏が流れ、活気のある素晴らしい空間でした。


大好きなモヒートをオーダー。

毎年これを頂くと夏が来たなぁと思います。

それにしても高い💦

貧乏なアタシは畏れ多くて一杯しか飲めませんでした💦




朝食のブュッフェも素敵💓

利用する方は外国の方が多く、スタッフの方もほとんどが外国の方。

その場で焼いて頂いたトリュフオムレツはとても美味しかったし、和と洋どちらも沢山の種類のお料理がずらり。

前夜飲み過ぎたのでほぼ食べられなかったけど

何より高級な空間とサービスが素晴らしかった。






レイトチェックアウトにしていたのでその前に少しショッピング。

ホテルの近くの商業施設へ。




7年前に彼と20年ぶりの再会をして

初のバレンタインデーのプレゼントに選んだDiptyqueのキャンドル。

今では2人共Diptyqueのフレグランスを使ってます。


たまたまホテルのバスアメニティがDiptyqueだったので

素敵な香りを堪能すると、ホテルの近くにあるみたいだから行こうよ、と彼。

アタシ達の住む島全体にも近隣県にも

こんな素敵なブランドは無いのでせっかくだから行ってみる事に。




「ソネミさんにもプレゼントしたいな」とキャンドルをお揃いで買ってくれる流れで…


「キャンドルリッドだって。素敵だね」

「¥3900だって。お揃いで買おう」



とオッシャレーなマーブルの蓋も買ってくれるとの事。


えー💦

蓋だけで¥3900…

高いけど高級ブランドだもんね。


プライスはアタシには見えなくて彼が確認。

お言葉に甘えて買って頂く事に。






レジで「¥48,000です」と言われて絶句してる彼。



キャンドルとキャンドルリッド2個ずつよ❓

ってか、ローソクとただの蓋よ❓




¥3,900じゃない💦



どうやら何かと見間違えたみたい💦



ヤダ〜❗️

一体何と見間違えた訳❓

ってか主役のローソクより高い蓋って何なの〜❓

都会は恐ろしいわ〜( ;∀;)






お隣にあるSABONへ。

お試しで手をお手入れして下さいました。

もうツヤツヤでピッカピカ✨

さすがに自分でお支払いしようとしたら彼に「お願いだからプレゼントさせてよ」と言われて…

ちょっと遠慮して少し小さいセットをプレゼントしてもらいました💦

彼もいつものファブリックスプレーを購入。




SHISEIDOのリップ。

ブラウンとオレンジ系を重ねると素敵だと小田切ヒロ様が紹介していて

自分で買おうと決めていたのです

お試ししてすごく良かったので買おうとしたら彼に「ダメ🙅‍♂️」と目で制され💦

とりあえずブラウンを買って頂きました。



彼はDIORでメンズフレグランスを。

前回アタシと来た時に渡されたムエットで気に入ったそう。

彼が購入してる隙にSHISEIDOに戻り…っていうかお向かいなんだけど(笑)

彼にあまりにもお金を使わせてしまったので

申し訳なく、重ね付け用のリップは自分で購入。






前回は嫁からの電話で最悪の思い出になった旅行でしたが

今回は彼が細心の注意を払ってくれたおかげで

すごく素敵な旅でした。



唯一、胸が痛んだのは

彼が二言目には「高っ‼️」と言う事。

チェックアウトも食事もショッピングも。


まあ、そりゃ高いわよ。

小さな田舎町から出て来て思うのは都会は何でも高い。

田舎が物価が安いと言う訳ではなく、

高級なお店が無いだけ。


ホテルだって金額がわかってて予約してくれたんだから

朝食一つで「高っ‼️」って言わなくてもよろし。



彼の職種はそれほど景気に左右されないとは言え

ど田舎で小さな会社を何軒か経営してる彼。

お金には困ってなくても大きな贅沢はしてない様子。

嫁は服も化粧品もスーパーで済ませるし、

お酒も飲まず食にも拘らない派だそうなので

彼に散財させるのはチクリと胸が痛みます。




昔、ラウンジでバイトしてた時に

席に着かせて頂いた、ある社長さんから聞いたお話。

「うちの嫁さんは宝や」と。

何故かと聞くと

「何一つ贅沢もせずに節約して金を貯めてくれてる」そう。

「あんなええ女はおらんわ」とアタシの肩を抱いて

高いお酒をガブガブ飲んでた。



彼もそうなんだろうなぁ。

お家では贅沢せずに

たまにアタシとプチ贅沢して楽しんでるんだろう。