世界で一番大切な日

彼のお誕生日プレゼントを間違えて注文したアタシ。

やっと、お誕生日の当日に渡せる事に。


アタシの職場近くに来て貰って、個室のお寿司屋さんに。

この日はいつもレジにいる、顔見知りの

デヴィ夫人に似たマダムに

「¥500の朝獲れお寿司ランチが

珍しく残ってるけど、是非どうですか❓」

と半ば強制的に勧められ。

断れずにオーダー(笑)




これで¥500⁉️


ボリューミーなので彼に半分食べて貰ったけど

美味しく頂きました。



そして、彼にプレゼントを渡すと

尋常じゃないくらいの喜びよう(笑)

探した甲斐がありました(;ω;)

彼の好きなエトロで探したらTシャツ1枚で5万以上する💦


アタシがプレゼントしたのは某版画家の

彼のお気に入りの絵がプリントされたTシャツ。

「好きな絵だったから尚更嬉しい」

と気に入ってくれた模様。


夜の某クラブの飲み会に着たいと言ってたけど

普段からスーツの彼には、ハードルが高かったみたい。


個室なので沢山、キスをして抱きしめて貰って。

彼は興奮が止まらないくらいで💦

あっという間の1時間の逢瀬でした。



その夜の飲み会は

大きな仕事に繋がるキッカケがあったらしく、

アタシにはほとんど、連絡はありませんでした😭

アタシは取り合ってもらえないのが悲しくて

「貴方の好物ばかり作る予定だったけど

もうやめた」

とメッセを送って寝落ちしてました。

「何でだよー」と彼から届いてましたが(笑)


翌日は夫がお昼の勤務だったので

知らない間に出て行っていて…

寝過ごしてしまいました💦


彼のリクエストのお料理はほとんど

前の晩に下拵えしてたので良かった❤️









郊外の久々のホテルのスィートルームは空いてなくて

彼はガッカリ。


お部屋に入るなり

「ずっと欲しかった」と抱きしめられて愛の確認。

前日の個室でイチャイチャしたのが効いてるのかも

知れません。




愛し合った後、シャワーを浴びてご飯。





〈本日のお品書き〉

鶏の唐揚げ


ズッキーニとトマトのマリネ


ネギ入りの卵焼き


オクラと豆腐のお味噌汁




「ソネミさんの唐揚げとマリネ最高‼️」

「お店で出せるよ」

「すっかり胃袋掴まれちゃった」





もー!メチャメチャ嬉しい!

ホントにただの家庭料理なのに😅







昨日も飲み会だった彼はランチの後、

爆睡してました。

アタシも前の晩に飲み過ぎてて、ウトウト。



目覚めた彼ともう一度、愛の確認。

お誕生日でついにアラフィフの仲間入りをした彼。

いつまで2回愛し合う事が出来るのかなぁ❓

と思ってしまいました😅







そして、こないだのランチデートで

気になってた事を聞いたアタシ。

誕生日当日の夜は某クラブの飲み会だった彼。

なので、自宅のお祝いは前日にでもしたんだろうと

悲しくなっていたアタシ。




アタシ「お誕生日のケーキ食べたんでしょ?」


彼「ううん。

ついにケーキも無くなったよ」


少し寂しそうに自嘲気味に言う彼に

胸がちくりと痛む。


やっぱりお祝いして欲しかったの❓


「俺はソネミさんがお祝いしてくれた日が

誕生日だと思ってたから

もうとっくに終わった気でいたよ」

とキスされました。





朝、早くからアポが入ってた彼。

珍しく待ち合わせに遅れて来たので

その間に激混みのショッピングモールで

小さなスクエアのショートケーキを一つ購入。

2人でお誕生日を祝う為の小さなバースデーケーキ。




ホテルの冷蔵庫にそっと忍ばせました。


アタシ「実はお祝いのケーキ買ったの」

「バースデープレートをキャンセルしたから」


彼「ゴメンね」

「嬉しいよ」



ケーキを出すと嬉しそうな彼。

ニコニコしながら大きな身体で、小さなケーキを少しずつ食べてる。



「嬉しいなぁ。

ありがとう」



アタシにも一口分けてくれました。







夜少しチャット出来て。



アタシ「世界で一番愛してる人が

生まれた日はとても大切だと思ったよ」


彼「ソネミさんに大事にされてる気がして

幸せです❤️」


アタシ「すごく大事だよ」






来年も再来年も、ずっとずっとずーっと一緒にお祝いしようね。