好きじゃなくなった

昨日は夫が夜勤でアタシは早番。


朝、エイプリルフールのやり取りしてから

アタシのiPhoneはしーんとしてて(;ω;)

すごく寂しかった。



夕方、彼から

「忙しい💦」

「チャットできなくてゴメンね」とメッセが。


アタシは仕事を終えて帰宅して子供達のご飯を用意して

ビールを飲みながら万全の体制で可愛くお返事❤️

お昼にやり取り出来なかった分を取り戻したいアタシ。



アタシ「寂しかったけど忙しいんだろうなぁって

思ったから我慢出来ました」


彼「〇〇〇〇クラブの飲み会💦」


「偉い人ばっかりで生きた心地しない」







ガ━︎━︎(゚Д゚;)━︎━︎━︎ン!!







アタシ、聞いてない。


大体、月初めの月曜日は定例の飲み会があると

聞いた事はあるけど…


夕方に教えてくれたらいいのに。


けど、若手の彼は偉い社長さん達に囲まれて

大変なんだろうと解釈して

嫌々「頑張って」とメッセを送りました。




でも、ビールを2時間がぶ飲みして

酩酊して来て…




ブチッ💢




堪忍袋の緒が切れました。





アタシ「今から飲み会行って来るよって

言って欲しかったなぁ」

「奥さんは知ってたのに」

「すごく悲しい」






そうなのです。

アタシのキレポイントは

「嫁が知ってるのにアタシが知らない情報」。






彼「息つく暇も無い勢いなんだよ💦」


アタシ「忙しいのはわかってる」


「奥さんには伝えて

アタシには言ってくれなかったのが悲しいだけ」


「家族じゃないから言う必要ないけどね」


「忙し過ぎてしんどいなら

少し会うのもお休みしたいな」


「アタシも体調悪いし」


「明日はやめときます」





そう。

翌日は待ちに待ったデートの日だったのに。





彼「調子が悪いならやめるよ」


「でも今日は本当に大変な飲み会だったんだよ」


アタシ「忙しいのもわかる。

大変な飲み会だったのもわかる。

事前に教えて欲しかっただけ」


「お疲れ様でした」


「また具合が良くなったら

会って下さい」


彼「事前には誰にも教えてないし」


「ソネミさんが一番初めです」


「車で直接街に来たし」






嘘つけーーーーー‼️


クソがーーーーー‼️







嫁に一言も告げず飲み会❓

アタシならそんな夫は叩き出すけど❓







翌朝、しれっと「おはよう」と彼。



待ち合わせは10:30。

何度かiPhoneを覗くけど彼からは何もない。





つ・い・に‼️






8:45「今日は逢ってくれないの❓」






うーん…正直、あんまり、

いや、全然逢いたくない。



むしろ、もう終わらせてスッキリしたい。

けど、まだ自分の気持ちが良くわからない。

逢って自分の気持ちを確かめたい。





アタシ「逢いたいけど…」


彼「逢いたいけど…❓」


アタシ「悩んでた」


「準備もしてないし」


彼「逢いたいよ」



彼の返事で覚悟を決めて会う事に。



車に乗り込むなり「ゴメンね」と彼。

アタシは首を振り、車は動き出しました。

彼が差し伸べる手に触れると、ギュッと強く握られて。

「好きだよ」と言われても

全く心に響く事が無く。



「アレ❓

アタシ、この人の事好きだったかな❓」と

疑問ばかり浮かんで。



「昨日はゴメンね」もう一度謝ってもらっても

どうでもいいって感じ。

昔、彼を振った時もこんな感じだったかなー?

なんて窓の外を見ながら思ったり。


「何か話してよ」と言われても話したくもなく。


だんまりを決め込むアタシ。

信号が赤になる度に悲しそうにアタシを見つめる彼が

ウザくなってる。



いきなり、海辺の広いホテルに連れて行かれたのも

嫌な感じ。



まあ、こんな無表情のアタシと

楽しく食事なんか出来ないか(笑)



大きなソファに座って。




彼「もう嫌になったの❓」


アタシはこくりと頷く。


彼「昨日の事で❓」

「昨日は本当に忙しくて連絡なんて出来なくて」


アタシ「それはわかってる」


彼「ソネミさんだけには連絡したくて

ソネミさんにしか連絡してないんだよ」




そーれーがー‼️嘘だっつーの。



嫁に全く連絡せずに午前様❓

どんな家庭だよ💢




彼「もう別れたいの❓」


アタシはまた、こくりと頷く。


彼「何か話してよ」


アタシ「忙しい貴方に嫌な事ばっかり言うのは

嫌なのよ」


彼「それは俺の事が好きだって事でしょ?

嬉しいよ」




どんだけポジティブなんだよ💦




アタシ「もう貴方の事、好きなのかわからなくなっちゃった」


彼「もう好きじゃないの❓」


またまた、こくりと頷くアタシ。


彼「別れたくない。

絶対、別れない」


アタシ「めんどくさい事言う自分が嫌なの」

「もう終わりにしたい」


彼「ホントに終わりにするの❓」


今にも泣きそうな彼。


頷くアタシに「わかった。もう帰ろうか」


車のキーを持って立ち上がろうとする彼。


何だか、とても悲しくなって涙がポロポロ。


彼は「泣かないで。俺は絶対別れたくないよ」と

無理矢理抱きしめて来て。


アタシは押し返すも

大きな身体の彼の力には敵わなくて。


無理矢理キスされて。

アタシの真っ赤なリップがベットリ。


アタシは気になって「リップが付いちゃう」と

言っても

「ソネミさんのリップなら付いても別に構わない」

とキスをやめない。


アタシはティッシュで彼の唇と自分の唇を拭いました。

それが合図のように彼に深くキスをされて。

「欲しい。ソネミさんを抱きたい」と言う彼に

精一杯抵抗しました。





アタシ「アタシは一番愛されてないと嫌なの。

アタシだけを愛してくれる人じゃないと無理なの」


彼「ソネミさんが一番だよ。

ソネミさんしか愛してない。

ソネミさんしかいないよ」


「昨日も本当にソネミさんにだけ伝えようと思って

ソネミさんに連絡したんだ」



女の子の日だから嫌だ!と抵抗したけど

「それでもどうしても貴女を抱きたい」と

泣きそうな彼の頭を撫でて

「アタシだけを愛してくれるなら抱いて」

と彼に抱かれました。



愛の確認したけど、全く血液が付く事が無く…

沢山のタオルをベッドに敷いたけど

汚れてなくてホッとしました💦

沢山キスしてるうちに

彼は飲み会のダメージが強くて爆睡😅


不意に目が覚めた彼とお食事を頼んで食事して。


ベッドでキスばかりしてたら、すぐに2度目の愛の確認へ。


2度目は結構、出血してて。

中が傷付く感じがするし、不衛生ですごく嫌なんだけど。

血が苦手だと言う彼が求めてくれる気持ちが

やっぱり嬉しい。

嫁が女の子の日に求めたりは流石に無いと思うし😅




彼は別れを回避して、すごく安心したみたいで

しきりと「ホントに良かった。大好きだよ」と連発。

何度も何度もギューッと強く抱きしめられました。




彼「新しく買った髭剃りが剃り残りが多いんだよね。

買ったばかりだけど買い直そうかなぁ」

「見た目はわかんないだろうけどさ」


アタシ「触るとわかるね」


彼「ソネミさんしかわからないだろうけど」


アタシ「そんな訳ない!」

「もう嫌い!」


彼「ちょっと待ってよ!」

「おかしいでしょ!?」


慌てて抱きしめて来る彼。

大型犬みたいに大きな身体で甘える彼が

とても愛おしい。





だって、アタシは夫とレスだけどキスはするんだもの。

彼だって嫁とキスしないとは限らない。








アタシは一番じゃなきゃ嫌。

誰かの次なんて真っ平。

それは彼もよーく分かったみたい。

アタシの事を

世界で一番愛してくれないなら捨ててやる。