GIVER & TAKER
待ちに待った、彼と朝から晩までいられる日。
この日は夫が夜勤からの県外出張で3泊4日不在の初日。
子供は22時まで塾なので21時にアタシは帰宅する計画。
アタシはお仕事のテイで家を出ました。
デート服は黒のノースリーブのワンピース。
胸元のドレープとウエストラインが美しい。
秋を感じさせる装いにしたかったけど南国の島なので暑くて暑くて💦
せめて色だけでもシックにと😅
少し早く着いたと思って待つ気満々だったのに彼はとっくに着いて待っててくれた。
彼は彼で遅刻魔のアタシを待つ気満々で「早かったね😳」と驚いてた(笑)
「今日も素敵だなぁ😍」とお約束のデレ顔の彼。
時間が早いので前に買った宝くじの結果を調べにいつも行く宝くじ売り場へ。
いつもちょっとドキドキする(笑)
彼は千円当たってました🤣
アタシはストレート負け💦
「ハズレちゃったから買う気が失せたかな❓
また来ようね」と彼に気遣われてしまいました💦
そして、ホームのホテルに行ったけどサウナ付きのお部屋はもちろん、スイートルームは全滅。
「じゃあランチして来よう」とヘルシーなレストランへ。
彼は先日こちらのレストランで食べた、日替わりパスタのペスカトーレが大層お気に入りの様子。
食いしん坊なので黒米入りの小さなマルゲリータとサラダ付きなのも嬉しいみたい。
「同じ日替わりに当たる事ってあるかなぁ」と言うアタシに
日替わりメニューをアタシに見せて「当たる事あるね」とニッコリする彼。
アタシは鯛のグリルソテーにしました。
黒豆玄米は半分でオーダーしてご飯は更に半分、鯛も半分頂き、残したのは彼へ。
「いつもながらコレも美味しいね〜。
ご飯も食べたかったし」とニコニコする彼。
「今度から頑張って全部食べるよ」と意地悪なアタシ。
少食を心掛けているだけで食べられない訳じゃない。
でも、彼や夫に少食だと思われてると勧めて来ないし、食べてくれるので食べ過ぎなくて良いのです。
ホテルに戻るとスイートルームは1部屋だけ空いてて。
お部屋に入って冷たいお茶をオーダーするのはルーティン。
お気に入りの『雪女と蟹を食う』を観て…
いつも悲しくて泣いてしまう。
ドラマに漂う閉塞感はどこか自分達に似ているようで。
見終わったので別のドラマを探してたら秋元康氏の脚本のドラマを発見。
『あなたの番です』『真犯人フラグ』も案外楽しく観ていたので試しに観る事に。
『赤いナースコール』
結論。
アタシ達には過激過ぎて無理でした💦
彼に欲しい欲しいと求められて愛の確認。
愛し合ってる時に愛を伝えてくれる彼。
「俺の事、好き❓」
「欲しかった❓」
彼も不安に思う事があるのかしら。
「欲しいと思わなかった。
アタシの事寂しくさせるから」
あんなに美しさに欠けるおばさん丸出しの嫁と週末を過ごしてるんだもん。
意地悪の一つも言いたいわ。
アタシの心を読んだみたいに
「俺は欲しかった。
綺麗で可愛いソネミさんの事ばかり考えてた」と言う彼。
「もっともっと欲しがって。
アタシの事寂しくさせないで」
シャワーの後、彼の腕の中で彼の会社の話に。
男性社員に話した話を聞かせてくれた。
「ソネミさん、テイカーって聞いた事ある❓」
アタシ「ん❓ギブ&テイクの❓」
彼「そう」
「人をテイカー、ギバー、マッチャーに分類するの」
「テイカーについて。
テイカーは受け取る人。常に、与えるより多くを受け取ろうとする。自分の有利になるように持っていこうとして、相手の必要性よりも自分の利益を優先する。世の中は食うか食われるかの世界と思っている。だから成功するためには上へ上がらなければならない。能力を証明するために自分を売り込み、費やした能力は必ず認められるようにする。用心深く、自己防衛的なのが、テイカー
ギバーは与える人。
ギバーはギブアンドテイクの関係を相手の利益になるようにもっていき、受け取る以上に与えようとする。テイカーが自分の利益を考えるのに対して、ギバーは他人を中心に考えて、相手が何を求めているかに注意を払う人。いつ何時も損失より、相手の利益を考える。
マッチャーはテイカーとギバーの間。
これは与えることと、受け取ることのバランスを取ろうとすること。バランスを取ろうとするということです。常に公平という観点で物事を判断する。人を助ける時は必ずその見返りを求める。相手の出方を見て行動する。ギブとテイクを五分五分に保つのがマッチャー」
男性社員はテイカーの客に振り回されてると悩んでいたそう。
けれど、その男性社員もテイカーで客に対して見返りを求めていたそうで。
「俺は賢く搾取されないギバーでいて欲しいんだけどね」
うーん。
ビジネスの世界は大変だ。
そこへ彼のiPhoneに着信。
「ホントですか⁉️
良かった〜❗️
ありがとうございます‼️」
日本でこの会社の名前を知らない人がいない、ってくらい有名な会社との商談が成立したとの事。
◯,000万円が動く話で彼の取り分は△00万円。
「◯,000万円に対して△00万円は割に合わないなぁ」と言いながらも喜びを隠せない彼。
「ソネミさんは幸運の女神だよ」
めちゃくちゃキスされて2度目の愛の確認。
ビッグプロジェクトを成功させてアドレナリンが出たみたい。
いい仕事して、いい女連れたい。
そんな単純な彼の希望に添えるよう、いい女でいたいと思う。
そんな彼が可愛く愛おしい。
さて、あっという間に夜の部。
予約してた個室のお寿司屋さんへ。
車を停めてお寿司屋さんまで歩きながら「今日は贅沢しちゃおう」とニコニコの彼。
不意に「あ、どうも」と会釈した。
視線の先には会釈をするカジュアルな服装の女性。
お寿司屋さんに入ってエレベーターを待っていたらその女性も入って来た。
手には書類、おそらく同世代くらい。
「いらっしゃいませ。ごゆっくり」
「ありがとうございます」と彼。
エレベーターの扉が閉まって「❓」の顔のアタシに
「近所の人。ここの事務で働いているみたい」
((((;゚Д゚)))))))
同世代よ❓
ママ友とかじゃない❓
「大丈夫だよ」とケロっとしてる。
アタシ「どこかのスナックのおばさんと思ったかしら❓」
彼「綺麗なファッションだし美人だからね。
おばさんなんて思わないよ」
「綺麗な女の人連れてる、とは思うだろうけど」
アタシ「美人じゃないわ」
彼「誰がどこからどう見ても美人です」
フィルター装着してる彼には反論も届かないのでこの話は終わり(笑)
さあ、飲みましょう。食べましょう。
海鮮サラダ。
それほど期待してなかったけどビックリするくらい美味しかった。
ホントは生牡蠣が食べたかったけど旬が終わったそう。
ウニ盛りとマグロの中トロ。
お口の中でとろける〜❤️
鰻の白焼き。
牛肉の炙りの握り。
美味しくてあっという間にペロリ。
キンキンに冷えた日本酒。
飲みやすくて困っちゃう💦
氷の穴から直飲み。
蟹味噌。
鮑のバター焼き。
鮑が柔らかくて美味しくて震えました💦
もちろんお値段にもびっくりΣ(゚д゚lll)
個室だし、新幹線座りしちゃった。
たまにチュッとキスして。
彼はアタシの肩や二の腕にもキスする。
「ソネミさんの細い肩と二の腕好き」と。
「綺麗」「可愛い」「ワンピース似合ってる」と
褒めまくられながら飲むのは気持ちいい。
記念日でもないのに何とも贅沢なデートでした。
ビール10杯くらい頂いてほろ酔いのアタシ。
彼も日本酒を沢山飲んでほんのり赤い顔。
向かいのビルのBARで軽く飲んだら、
夜の部終了。
彼が一緒にタクシーに乗って送ってくれて。
肩を抱かれてピッタリくっついて。
彼はまた街へUターンして代行で帰宅。
帰宅後、お礼のメッセージを送りました。
彼「今日は最高だった」
「ソネミさんは素敵だよ❤️」
アタシ「素敵じゃないよ」
「♡♡君の為に素敵になりたい」
彼「大好きだよ❤️
ソネミさんは美しいよ」
アタシ「美しいなんて嬉しい」
「そう思って貰えるように努力する」
彼「すごく美しいよ」
「メロメロです」
好きな男に褒められたい。
彼は昔からずっと言葉にしてくれる。
再会してもうすぐ7年。
何一つ変わらないどころか、年々愛の言葉が増えていく。
承認欲求が強いアタシはテイカー。
彼はずっとギバー。
GIVE & TAKEが上手くいってるのは彼のおかげ。
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