笑ゥせぇるすまん

彼とは変わらず週に2回は逢えています。

アタシのお休みに逢えない時は、彼が職場に来てくれてランチだけのデートとか…


カップルアプリのチャットは毎日、100〜150のやり取り。

朝の「おはよう❤️」から始まり

「今日もバタバタしてる💦」

「ちょっとひと段落したよ」

「ソネミさんの仕事はどうかな」

とずっと気にかけてくれて。

最後は寝落ちするギリギリまでチャットしてくれてる。




それでも…

心の隙間が埋まらない( ;∀;)





今月は年度始めだった為、夫の職場は移動者がいるのでシフトが中々決まらなくて…

アタシのシフトの提出期限が先だったので、夫の勤務に合わせたお休みが取れなかった😭


しかも、今月は外部の企業に委託して販売スキルの調査が入るので休みの変更不可(´・ω・`)



更に今月は、彼の年に一度の出張が1△日にあり、その5日後にアタシが同じ都市に行くというミラクル。

もっと時期が外れていたら、彼が付いて来てくれる予定だったけど

さすがに5日後にまた同じ場所に出張だなんて絶対にありえないから諦めた( ;∀;)




毎日毎日、来る日も来る日も…

アタシ「寂しい」

彼「逢いたいよ」

アタシ「逢いたいよ」

彼「ギュッとしたい」

アタシ「ギュッとされたい」

このやり取りの繰り返し。




ようやく、1日デート出来る日が来ました( ;∀;)

夫は夜勤。

子供は部活と塾で22時まで帰宅しない日。

夜は飲みに行く事になりました。



朝イチ、彼のお迎えでかかりつけのレディスクリニックへ。

半年分のピルを貰って…

産科が無いので、不妊治療の患者さんなのか若い人が多い…

「子供が欲しくて作った」と昔の彼の発言を思い出して胸糞…もとい、気分が悪い。


不妊治療の人の中、避妊目的のアタシはあっという間に終わって。





ピルを飲むのにはリスクを伴うし、¥20,000の出費は貧乏主婦のアタシには結構負担😱

だから、それは彼が出してくれる事になってました。

2人の事だし、とピルを使い出してからはずっと。

なのに、半年ぶりだからか彼はすっかり忘れてて…

いつも、クリニックに迎えに来てくれてる彼の車に乗り込む瞬間、食い気味に渡してくれるのに

ただただニコニコしてる彼にイライラ。

「ピル代ちょうだい」なんて自分からは絶対に言いたくない。



ランチには早い時間だったので「美味しいパン買いに行かない❓」と彼。

夜は彼が目を掛けてる、イタリアンシェフのレストランに行く予定だったので

絶対パンが出て来るし、そんな気分じゃない。

「嫌だった❓大丈夫❓」とオロオロする彼に更にイラッとするアタシ。



「別に」←◯リカ様か←古っ(笑)



彼「ソネミさん、どれがいいかな❓

アタシ「何でもいい」←感じ悪っ(笑)



小さなパン3つ買って出て来た。

こんなに身体の大きな彼がコレで足りるのか❓

知ーらないっと。





ホームの郊外の広いホテルへ。

バスルームだけで10畳くらいはあるし、岩盤浴付き。

流石、ド田舎😅



くっついて来る彼。

「嫌」「やめて」のみのアタシ。


「嫌ばっかりだね」と悲しそうな彼。

そう言えば、お風呂に入ってバックハグされても

セックスする時も「嫌、嫌」って言ってるアタシ。

じゃあするなよ、って話だけど(笑)


悲しそうにキスする彼。

悲しそうにギュッとアタシを抱きしめる。


「好きだよ。大好き」

何度も伝えてくれたけど

「アタシも大好き」って言わなかった。



「子供が欲しくて作った」なんて

いくら昔の話でもアタシに言った彼に優しく出来なかった。



『ザ・ファブル』の2作目をいつもみたいにくっつかずに観た。

何だか寂しいけど、擦り寄って行く気になれなかったアタシ。



最後に夜の部で行くはずだった、イタリアンレストランは

最近、19:00オープンになったらしく。

予約してない事にもイライラ💢

夜の部の予定は18:30~21:00まで。

30分時間潰そうか悩んで、別のお店に行く事に。





アタシのすごく好きな高級焼肉屋さんが空いてて。

約3年ぶりに行けました✨






生ビールが来て、乾杯して。

ローストビーフユッケと生ハツが届いた所で彼に仕事の電話。

彼はしきりと「先に食べて💦」とジェスチャーしてる。



そんな時にアタシは絶対食べない。

だって、焼肉は2人で食べるもの。

待ち切れなくて勝手にもぐもぐしてる女は美しくない。

だから、アタシは待ってる。

生ビールをぐびぐび飲みながら。



彼の仕事は億のお金が動く事もある。

なのに、1万円の仕事もする。

電話の内容は明らかに後者。

同じ様に親切に対応する彼は素晴らしいと思う。



またもジェスチャーしながら「先に食べて💦」と

口をパクパクさせてる彼に首を振ってビールをお代わり。

1万円の仕事でも丁寧に10分は電話してて。

ちょっと長いんじゃない❓と思ったのは内緒🤫



彼「ごめんね💦」

「先食べてて良かったのにー」

アタシ「そういうの好きじゃないの」

彼「そうだよね💦」

「ごめんね。取り分けるね」


いつも取り分けてくれて、お肉も丁寧に焼いてくれる。

彼はすごく気を使ってくれて

6年も経つのに、いつも付き合い出したばっかりの

メロメロ感を出してくれる。

中身は最初に出逢った20代の頃と変わらず優しいまま。

見た目はおじさんの彼が可愛い。






超厚切りタンは梅肉ソースで。

笑っちゃうくらい柔らかい。


カルビはガーリックバター醤油に付けながら焼くスタイル。

その残ったガーリックバター醤油をTKGに掛けて頂くと恐ろしく美味しい。

悪魔のTKG(笑)

   



(゚д゚)ウマー






5秒しか焼いちゃダメなお肉。

それ以上焼くときっと溶ける(笑)

とろける甘いアブラにウットリ✨




春菊のマスカルポーネのナムルは2回注文。

永遠に食べられる((´∀`*))ヶラヶラ




最後に注文したティラミスかき氷は彼が

「スプーンを2本くっつけて」と…

そこで1枚パチリ📸



彼は最近ハマってる某戦国ゲームの

仲良しグループチャットルームに写真をアップ。


「彼女とのデートに皆羨ましがってる🤣」と喜んでた。

中2か(笑)



アタシはお腹いっぱいだったからかき氷は二口くらいしか食べられなかったけど

意外と彼は気に入ったみたいで完食。



アタシは生ビールを8杯飲んで、

彼はウイスキーのハーフロックに変えて。

少しほろ酔いでお店を出ました。




美味しいお肉食べて、美味しいビールをいっぱい飲んだら、すっかり機嫌が直っちゃった単純なアタシ。



アタシを送ってくれるタクシーの中で

抱き寄せられてピッタリくっついて。


変に拗ねて甘えなかった今日1日。

もっと甘えて充電しとけば良かった(´•̥ω•̥`)



タクシーはあっという間に我が家へ。

アタシの家は真っ暗。

誰もいないんだから当然なんだけど…

ふと、独身に戻ったような錯覚を覚えました。



彼はまたUターンして街の駐車場に戻って代行で帰宅。




アタシはお風呂に入って、また500㎖のビールをプシューっと開けて彼とチャット。




酔ってるし、モヤモヤしていたピル代の事を伝えました。

後に引っ張らないのがアタシのモットーだから。


でも、彼はひたすら謝ってくれて自己嫌悪。

たった¥20,000くらいの事言わなきゃ良かったかなぁ。


2本飲んだ所で、力尽きてチャットの途中で寝落ち😅




翌日は土曜日だったけど、彼は結構離れた真逆の場所でアポが2件あって移動が大変だと言ってて。

彼に週末、仕事が入ってる事はアタシの精神状態がすごく安定する😂

アタシは週末は必ず仕事なので、彼が自宅で寛いでるとイライラするのです<(`^´)> 



この日もお昼頃、彼からのメッセがちょくちょく届いたけど

ピル代の事で気まずかったアタシはメッセの返信も素っ気ない感じに💦

お金の事で気まずくなって別れちゃったりして。

6年も付き合って、こんなちっぽけな事で別れる事も

意外とあったりするのかも😂





夕方、ちょっと仕事が一段落ついて雑用しようかとしていたら…

彼がちょっと照れたような顔をして立ってました。

そしてバツが悪そうにバッグから、彼の会社の社名が書いてある封筒を取り出して。



ピル代だ❗️



そんなに慌てて持って来なくても…

超気まずいじゃん(◞‸◟ㆀ)

どんな顔で受け取っていいかわからない💦




アタシ「え〜…ヤダぁ」

彼「ダメダメ。

これは俺が出すって決めてるんだから」

「ちょっと休憩取れないかな」



アタシはお昼に1時間、午後に30分休憩を取る事が認められてます。

でも、午後は今まで取った事が無い。

タバコもコーヒーも飲まないから特に必要としていないし、少しでも売場にいる事が売上に繋がるので。

でも、たまにはいいか。

レジの人に休憩に行く事を伝えて〇メダ珈琲へ。


人生初の〇メダにキョロキョロするアタシ。

奥の席へ。

彼はアイスカフェオレ、アタシは豆乳オレ。



17:30くらいの時間だったからか、そんなにお客さんもいなくて。

アクリル板で仕切られた隙間から彼がアタシの指先を

そっと握った。



「逢いたかった」と彼。



丸1日経ってないのに。



「うん。逢いたかった」



でも、アタシもそう思った。




「逢えて良かった」と彼。



「うん。逢いに来てくれてありがとう



ホントに、そう思った。






心の隙間を埋めてくれて。

埋めようとしてくれてありがとう。














「ココロのスキマ」と言えば…



大好きだった笑ゥせぇるすまん。

子供の頃からダークな描写がすごく好きでした。

いつか「魔の巣」に行ってみたかったなぁ。

藤子不二雄A先生、ご冥福をお祈りします。