天才

先日、彼が仕事場への送迎をしてくれると言うので

お礼にお弁当を作って。

日中は彼はとっても忙しそうだったので

食べた感想は聞けず…


その帰り、職場にお迎えに来てくれた彼。

車に乗り込んだら開口一番に

「お弁当美味しかった❗️

ソネミさん、料理の天才❗️

天才的なお弁当だよ」と。




お料理は得意だけど、子供も夫も「お母さん(嫁)のご飯が美味しいのは当たり前」として生活して来たので

子供は喜びますが、夫は無表情で食べるだけ。

文句を言われた事もなく、ペロリと完食するのだから

不味くはないんでしょう。





天才なんて言われたの初めて(笑)

だって、アタシが得意なのはただの家庭料理なんだもの。

ただ、中学1年生の時から母が水商売をしていたので

ずっと晩御飯と自分のお弁当は作ってた。

同世代の人よりはキャリアがある方だと思う。




アタシ「天才なんて大袈裟だよ💦」

「普通のお弁当じゃん」

彼「おかず一つ一つがすごく美味しくて…

特に揚げ餃子❗️沢山入れて欲しかった」

「揚げ餃子大好きっ❗️」


えー❗️

大好きなんて初めて聞いたよ…

リクエストは生姜焼きだったんだけど😂

揚げ餃子は主役にはなれないよ😅



コレでもかと褒めちぎるので恐縮しきり。

あんな簡単な家庭料理なら毎日作ってあげるのに。






次のアタシの休日。

マッサージ行ったり、〇ocomo行ったり。


午後にはワクチン接種しにかかりつけ医へ、夜勤前の夫が連れて行ってくれました。


ところが、ワクチン接種はいつもの先生のお父さんが打つらしい。

診察室の更に上の階にあがりました。

早めに行ったのに3番。

後からも人が集まって来て、間隔を空けてるせいで

小さな待合室はいっぱいに。




3番目に呼ばれて処置室に入ると、70代半ばの上品そうなおじいさんの先生が座っていました。

アタシは目の覚めるような鮮やかなスカーレットレッドのワンピース。

先生は「なんと…鮮やかな美しい色だね」

「貴女はここ(地元)出身の方じゃないでしょう」

「とても似合ってる。

美しいというのは良い事だと思いますよ」



わが田舎町はホントにど田舎なので💦

派手な服を着る人はいません。

アタシはしょっちゅう県外から来た人かと聞かれます。



おじいさん先生は「貴女、時間ある❓」とアタシに聞くと



「僕はオシャレとは縁がなかったが、リタイヤしてからは豪華客船で色々な所を旅するのが好きでした。

今では行けないけどね。

タキシードやアクセサリーなんかもね、そこで教わったんです」



とある美しいマダムに教えてもらった、粋なお金の使い方を教えてくれました。



「アクセサリーというものは100万以上からの石じゃないとダメだよ。

宝石は稀少であればあるほど良いので、高ければ高いほど良いんです。

買うチャンスを見つけたら買いなさい。

それは貴女の財産だからね。

現金なんてあっという間に消えてしまう。

価値のある物は子や孫に喜んで受け継がれて大切にされますよ」



おじいさん先生はニッコリ笑いました。

そして、チクッと注射をされて

不思議な気分で待合室に戻りました。



何だか魔法使いのおじいさんと話したみたい。





結構話が弾んで、沢山お待ちの方がいたので申し訳無かったけれど💦

とても興味深い、貴重なお話が聞けた。

美しく歳を重ねるヒントを貰えたよう。






その後、夫が夜勤に出かけるのでお弁当を持たせて

見送った。

子供と料理をする約束をしていたので、その時間まで2時間ある。




彼が仕事を切り上げて来てくれたので、1時間半だけ逢う事に…




ワクチンを打ったアタシの副反応を気にしてくれてた彼。

「何とも無い」と言うと「良かった❤️」とニコニコ。



おじいさん先生の話をかいつまんで話すと

「それはソネミさんが綺麗だからだよ」と彼。

「いやいや、派手なワンピース着てたからだよ(笑)」


時間が無い中で愛の確認。

10日振りに抱き合う。

彼は飢えていたように求めて来た。

前は週に2、3回も逢えてたのに、仕事を変えてからは中々逢えなくなってしまった🥲


でも、時間の無い中でも、サウナドラマの新作も観れたし、色々話せて楽しかった。


あっという間過ぎて夢の中のようでした。






帰宅してから、約束通り子供と料理を作りました。




ピーマン肉詰め



夏休みなので、子供にほとんどの工程を任せてみた。

「お母さんって、こんなにめんどくさい事してるんだね」と驚いていた(笑)

下拵えと焼いたのはアタシでしたが、ピーマンを切り

挽肉を混ぜて貰って、一緒に詰めました。

すごく美味しく出来て、喜んで沢山食べてました。




そして、彼と夜のチャット。


「今日もソネミさん可愛かったなぁ。

あのワンピースが素敵過ぎた」

「可愛くて見惚れていたよ」


もうすぐ6年も経つのに、彼の褒め言葉は天才的(笑)






次のデートはアタシ的にかなり気に入って買った、素敵なプリントのワンピースで

オシャレして1日デートの予定です。

彼に伝えると「早くソネミさんのデート服見たい❤️」と毎日言ってる(笑)


逢う前からデートは始まっているのです😍


どこも行けないけど、そんな時こそ気合いを入れて。

マスクしてるし、誰にも見られないのに、

お肌も絶好調だし、メイクもバッチリ💄

彼だけの為に綺麗にして逢いに行きます。