惨めで可哀想なソネミちゃん

彼は土用の丑の日に鰻を食べてないと言う。

彼曰く、肉も魚も野菜も果物も嫌いだと言う嫁。

普段何を食べてるんだ❓

子供もすごく偏食らしいので食卓には並ばなそう。






アタシは夫がスーパーで買って来た、すごく不味い鰻を食べた。

パックに付いてた値段は¥1980。

特別安くもない。

なのに…



鯰なの❓蛇なの❓




鰻らしからぬブニブニとした、変に弾力のある食感で美味しくない。

タレまで偽物の鰹だしみたいに生臭くて不味い。

夫はどうだ、ありがたいだろうと言わんばかりの態度だったので

「美味しい😅ありがとう」と無理矢理飲み込んだ。


彼としょっちゅう美味しい鰻を食べてるから

違いがわかって気持ち悪い。









「ちょっと遅れた、2人の土用の丑の日にしようよ」と彼。


速攻で出て来るお店に行きました。

今回も10分ほど。

アタシ達の1番好きなお店は1時間以上は

待たなきゃいけないので最近は専らこちらへ。

でも、ちゃんと美味しい❤️

不味い鰻の上書きが出来て良かった。

あのままじゃ、鰻が嫌いになりそう。

トラウマになりそうなほど気持ち悪かった💦





その後、ホームのホテルへ。

沢山、愛の確認をしました。


その後、夫との離婚について話しました。

「独りになったら貴方の奥さんにこれ以上嫉妬するのが嫌なの」

とハッキリ言ったのに

「世界一好きなのはソネミさんなんだから

嫉妬なんてする必要がない」の一点張りの彼。

結局、話は平行線のままで終わりました💦




次のデートでは

同じ地域で育ったアタシ達の懐かしフードのお店に。

選ぶ物も同じ。

包装紙までお互い覚えていて。

「懐かしいね」ってキャッキャしながら買いました。

嫁は地元が違うから、きっと分かり合え無いと思う。



こんなちっぽけな事で下らない優越感。



初めてのラブグッズ的なる物を試したけど💦

アタシは皮膚も薄いし、敏感過ぎて

とてもじゃないけど触れただけで痛くて無理😱


すぐに「無理だから捨てて」とギブアップ🥲



その後、2度愛されてホテルを後にしました。





いつもの待ち合わせ場所へ帰って来て…

彼の車を降りて手を振ってお別れ。





さて、アタシの自転車は…





それを見て凍りつきました。





アタシの自転車は、人通りのある道沿いに出されていたのです😱







だって、目立たない様に某施設の裏に置かせて貰ってたのに。






もし……もしも。

夫がたまたま某施設を利用して引き摺り出してたとしたら。





もしも……たまたま、夫の目に触れていたら。





夫の通る可能性のある道路に引き摺り出された、

目立つアタシの自転車。

あまり、見かけないブランドの自転車なので💦





生きた心地も無く、帰宅。





ところが、夫はいつも通り。





もちろん、離婚の話も無いし

自転車の話にもノータッチ。

でも、居た堪れなくて彼にメッセ。




アタシ「あのね、あの〇〇から自転車出されてた」

「もう置かない方が良いかも」

彼「そうなんだ」

「じゃあ◇◇は❓」



◇◇に置けない事はない。

でも、近くでも無いし綺麗でも無い。




それに、ここまでコソコソして逢う意味ある❓

制服で帰宅したり。

カッコ悪いし、情け無い。



アタシ「コソコソしてヤダ」

彼「ソネミさんの良い所でいいよ」

アタシ「コソコソするのが惨めに感じる」

彼「そんな事言わないで」

「ソネミさんは惨めなんかじゃない」

「素敵な女性だよ」







惨めで可哀想なソネミちゃん。

そこまでして彼に逢いたいの❓