ついに終了『後編』
アタシ「電話が鳴っただけって言い方がずっと辛かった」
5年近く付き合って来たのに、こんなに言い争って
しかもチャットでお別れするのは嫌でした。
アタシは号泣しながら
アタシ「逢って話をしたかった」
彼「逢いたいよ」
アタシ「♡♡君は奥さんとお仕事の話があるだろうから
普通なのかも知れないけど」
「アタシはとにかくしんどくて」
「逢って話して別れるしかないなら仕方ない」
彼「別れたくないよ」
「2人で乗り越えれる点が有れば乗り越えていきたい」
「ちゃんと話して2人で決めよう」
「明日逢ってくれる❓」
アタシ「うん」
こうして翌日、彼と逢う事になりました。
この日は奇しくも、5周年記念にペアネックレスを買いに行く予定の日だったのです。
ホントはすごく評価の高い、ちょっと気難しそうなレストランのランチを予約するつもりが満席で🥲
でも、たまたま見つけた素敵なホテルのレストランのランチが美味しそうだったので予約していました。
でも、こんな風になって予約をどうしようと思いながらキャンセル出来ずにいました。
翌朝。
彼「やっぱり別れたくない」
「ソネミさんが好きだよ」
アタシ「別れる為に逢うのは辛いよ」
待ち合わせ場所には既に彼の車がありました。
彼の車に乗り込みましたが、気まずくて彼の顔が見られませんでした。
いつもは彼とすぐに手を繋ぐのに、アタシは自分の膝に手を置きました。
彼「ランチの予約キャンセルした❓」
アタシ「ううん」
彼「じゃあ行こうか」
彼は車を走らせながら悲しそうな顔で
「別れたくない」と言いました。
「ソネミさんと逢う時は着信拒否しようと思う」
彼は静かに、でも強い意志を滲ませて
そう言いました。
嫁とは仕事のやり取りや家庭の用事でかかって来るのに。
アタシはただただ申し訳ない思いと
とても辛かった気持ちと
そして、そこまで考えてくれた彼の気持ちが嬉しいのとがゴチャ混ぜになり…
大粒の涙がポロポロと溢れてしまいました。
彼「ソネミさんが好きなんだ」
「離れたくない」
「これからもずっと一緒にいてくれる❓」
彼の差し出す手を強く握って、アタシは大きく頷きました。
彼は何度も「ありがとう」と言って、アタシの手を強く握り返しました。
そして、かなり遠くの素敵なホテルへ到着しました。
半個室になってるテーブルへ案内されました。
とっても素敵な空間に彼も大喜び。
フリードリンクが付いてたのでランチにしてはかなり高額でした💦
勿体ないのでアタシは生ビール、彼はノンアルビールで乾杯。
お料理は美しく、美味しくて。
「こんな素敵なレストランを探してくれてありがとう」と彼。
生ビールを3杯も戴いてお腹いっぱい💦
最後まで食べ切れず…
記念日コースのランチだったのでお店の方に
「何の記念日ですか❓」と聞かれ…
「5年目の結婚記念日です」と答えて少し自己嫌悪(;ω;)
お店からノンアルカクテルのサービスを頂き、
何とか飲み干しました💦
「また来ようね」と彼がマスク越しにキス。
2人で庭園でマスクのまま写真を撮り、お店を跡にしました。
次はメインイベントのペアネックレスを買いに行きました。
最初から狙いをつけてた、ネックレスを発見❗️
全く同じ物を着けたかったので即購入。
アタシからしたらびっくりするほど高かったけど
彼は快く買ってくれました。
人混みを避けたかったので、すぐに帰る事に。
アタシはアルコールを飲んでたので、車の中でウトウト😪
気付けばもういつものホテルの近くで。
彼は「時間が無いけどお部屋に行ってもいい❓」と。
アタシも前日の心を削るような言い争いのせいか、
まだ不安感が残っていたので「うん」と頷きました。
ちょうどスイートルームが空いてて…
お互いにネックレスを着け合って。
お揃いのネックレスとお揃いのバングルのみを身に着けて抱き合いました。
身も心も満たされて、大きなバスタブにお湯を張り
彼にバックハグされながら浸かりました。
彼は「本当にありがとう」と何度も言いながら
アタシの首にキスをして。
「ネックレスなんて初めて着けたよ」とはにかんでました。
1時間にも満たない滞在時間でしたが
とても幸せな気持ちになりました。
今週はショートとロングデート出来る様に、仕事を調整してくれたので不安感がありません。
その次の週はいよいよ本当の記念日デートです。
楽しみ❤️
「嫁から電話が掛かって来る問題」にやっと終止符を打つ事が出来ました。
ここまでアタシの事を考えてくれた彼に感謝しかありません🥲
アタシもこれからはもっと寛容になりたいと思います。
長い長いつまらない話に最後までお付き合い下さいましたお方、
本当にありがとうございました😭
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