女でいたい

この日のデートの目的は婦人科にピルを貰いに行く事。

この婦人科は単に、彼の経営する某施設で施術して貰った時にたまたま目に付いてから

通うようになりました。



ピルを服用するようになったのは生理不順なので

デートのスケジュールを組みやすくなる事と、

避妊具を使わずに中に出して欲しいから。

アタシは女性だからわからないけど、

男性である彼はやっぱり生の方が気持ちいいと思うのです。


家でコソコソ子供に隠れて、暗闇でゴム付けてするセックスより

自由な体位で、声も出せて

鏡の前や、明るい所で生で中で出す方が

絶対興奮するし、気持ちいいはず。

アタシとでしか得られない快楽に溺れて欲しい。






婦人科の近くに来た時、彼が繋いでいた手を

パッと離しました。

「❓」と彼を見たら引き攣った顔で

真っ直ぐ前を見つめたまま「姉貴だった」と。



((((;゚Д゚)))))))




アタシ「大丈夫❓」

「気付いてた❓目があったの❓」

彼「手振ってた」




:(;゙゚'ω゚'):




マジか…




彼「母親も乗ってた」




!!!Σ(゚Д゚ノ)ノ




アタシ「どうしよう💦」

彼「女の人乗せてたねって言われそう😅」

アタシ「ホントに大丈夫❓」

彼「お客さん乗せてたって言うから大丈夫だよ😊」




(´;ω;`)




バレちゃいけないけど、それはそれで悲しい😢

誰にも言えない関係。




彼はまた手を繋いで来たけど、その手は緊張して冷たかった。



彼はサングラスを掛けてて、2人ともマスク無し。

それってお客さんと車に乗ってるように見えるかな💦

お客さんを横に乗せてサングラスする❓

このご時世に車内で初対面の人といてマスク外す❓



どうか、お姉さんが勘の鋭いヒトじゃありませんように。

そして、今度から彼の生活圏内に来る時は

車内でもマスクしとこう😞




婦人科は混んでて、結局1時間くらいかかりました。

彼は一旦、近くにある事務所へ。

でも、終わって連絡したら、かなり前から駐車場で待っててくれたみたい。

アタシを絶対待たせない彼。

いつも待たせてばかりのアタシは心苦しい💦

そして半年分のピル代、約¥20,000は彼が出してくれました。




そして、手を繋いで来た彼の手は温かかった。




彼「〇〇〇〇(海鮮焼きの店)に行こうか❓」


海辺へと車を走らせました。

彼のお仕事の話しを聞いてたらあっという間に到着。

店内は賑わっていてお座敷に通されました。

いつもレディファーストでエスコートしてくれる彼。足元や歩く場所を気遣ってくれます。


いつものハマグリとタン塩と野菜一杯のサラダと

皆が注文している人気の麺類を注文。

お腹が空いてたので写真撮るの忘れた(笑)



そして、海辺にある綺麗なホテルへ行ったら🈵。

「えー😱」

「Apple TV用意して来たのに」と彼。

「スイートルームがあるホテルに行こうか」と

真逆のホテルへ向かう事30分。

車に酔うアタシは少し気分が悪くなってたけど

彼が過剰なほど心配するので我慢しました💦



スイートルームに入ってから

Apple TVを接続したけど、TVに映らず( ;∀;)

彼、格闘する事1時間。

ようやく諦めて愛の確認。

1時間ずっと我慢していたらしく、すごく興奮してて😅

ベッドで襲われた後、バスルームのマットの上で

愛し合いました。

すごく綺麗で豪華なホテルなのに、やっぱりラブホなんだなぁ(笑)

その後は笑っちゃうくらい泡立ったバスタブに

2人でくっついてキスしながら浸かって。



結局、彼のiPadで『半沢直樹』のseason2を鑑賞。

しきりと「面白いなぁ」と喜ぶ彼。

ところが、第一部のクライマックスの手前でタイムアウト。

次回に持ち越す事に。


帰りに着替え終わったアタシを見て

「ビックリした❗️」

「くっついてたらソネミさんの可愛い顔が見られないから

離れて見たらいつも綺麗で可愛くてビックリするよ」と彼。

「もう❗️」と睨んだら

「俺、昔も言ってたんだね」

「ラテン系か!ってツッコミ入れられたのは覚えてる」

「昔も可愛かったからね、ソネミさんは」

「今の方が魅力的だけど」


彼は毎回、アタシの事をベタ褒めしてくれる。

こそばゆいけど、やっぱり素直に嬉しい。




帰りの車の中、昼間の車酔いのダメージが残ってたようで

すごく気分が悪くなってしまい、今にも吐きそうでした💦

彼はとても心配してくれて…

窓を開けてくれたり、水を勧めてくれたり。

とっても気遣ってくれて。

なんの気遣いもない夫とは大違い。

やっぱり、比べてしまいます💦




いつもファッションやメイク、ネイルやアクセサリーまで褒めてくれて。

アタシの全部が好きだと言ってくれる。

アタシが女性であると言う事を尊重してくれる彼。

彼の為に頑張って綺麗でいたいと、更に強く誓うソネミなのでした。