オタガイ様
先日、彼のプロジェクトの全てが無事に成功して
彼はとてもご機嫌でした。
ある高級なものを安く購入して、手直しして
約◯倍くらいの価格で売れたのです。
もちろん合法です(笑)
それには数名の専門家のチームが組まれていて
彼らにも良い報酬を払えたらしく…
「値段は気にしないから良い物を出して」とお友達のダイニングバーで豪勢なお疲れ様会を開いた模様。
彼「無事、売り切ったよ」
アタシ「お疲れ様でした❤️
良かったね❤️」
彼「ありがとう❤️
良かった良かった😊」
アタシまで誇らしい気持ちになっていたのですが…
良く考えたらアタシには何の関係も無い。
彼の成功=嫁(家族)の幸せ
アタシは部外者なのに
何を勘違いしてるんだろう。
夫の収入が多くなって喜んでるのは嫁じゃん。
お父さんの仕事が上手く行って喜ぶのは家族だよね。
彼の飲み会中、すごく悲しくて虚しい思いでいっぱいになって。
そんな小さい事思う自分も嫌でした。
アルコールのせいか、どんどん鬱になるアタシ。
翌日、ネイルサロンの後にデートの予定でしたが
彼に逢うのが嫌になってしまいました。
翌日は雨の予報。
車に乗れないアタシはとても困ります。
当初、ネイルサロンまで自転車で行って、迎えに来て貰ってデートして。
帰りにネイルサロンに送って貰ってから、買い物して帰ろうと思ってました。
でも、帰りに雨だったら嫌だし。
彼に逢いたくないし。
アタシ「明日は午後から雨だそうなので
申し訳ないけどやめときます」
「ゴメンなさい」
メッセを送りましたが、既読が付いたけど返事が無い。
飲み会中だし、アタシの落ちた気持ちなんて
知る由もないんだから仕方ない。
しばらくして…
彼「雨だから逢わないの❓」
「逢いたいよ」
未読のまま読んでスルーして寝落ちしました。
翌朝iPhone見たら
彼「飲み会終わりました」
「おはよう」
夜中と朝のメッセが追加されてました。
しばらく考えても何て送ったらいいかわからない。
アタシは陰ながらしか彼を応援出来ないのに
表立って手放しに喜べる嫁が羨ましくて嫉ましい。
とりあえず「おはよう」しか浮かばないから
それだけメッセしました。
そしたら彼から「逢ってくれないの❓」と。
仕事が出来ていつも堂々としてる彼からのお伺い。
優しいなぁ…
アタシ「何だか気持ちが落ちちゃって…」
「慰めてくれる❓」
彼「もちろんだよ」
じゃあ逢おうぜ❗️って気持ちにはまだなれず😅
そのうちネイルサロンに着いてしまった💦
ネイリストさんに画像を見せて
デザインをオーダーしてる時にカップルアプリに
①のバッジが…
彼「逢ってくれる❓」
(*ノ∀︎`*)ゞエヘヘ
おじさんなのに可愛い😍
アタシ「うん」
「お願いします」
彼「ランチ、鰻でも食べるー❓」
いいね👍久しぶりだし❤️
何て思いながら、ネイルの施術を受けていて
ネイリストさんがジェルを選んでる間にiPhone見たら
夫からLINEで「至急電話下さい」と。
((((;゚Д゚)))))))
な、何❓
何なの❓
嫌な予感しかしない。
ネイリストさんにお断りして電話。
夫「今どこ❓」
夫バレした時に何度も電話が掛かって来て言われた言葉。
フラッシュバックして顔が青ざめる。
アタシ「ネイルサロン」
夫「〇〇(子供)が学校に払う◇◇のお金がないと言ってる。
財布に入れてたのに失くなったと。
ソネミさん夕方、学校に持って行ってくれない❓」
えー❗️
失くなったってどーゆー事❓
しかも、自転車だと少し遠い( ;∀;)
それに夕方までデートするつもりなのに
彼にどうやって説明したらいいの❓
気もそぞろに施術してもらいながら彼に連絡。
当初、ネイルサロンにお迎え頼んでたけど
夕方、学校に行く時困る💦
ネイルサロンと学校は真逆なので
すごく遠くなってしまうのです😭
自宅近くの待ち合わせ場所に変更。
彼「ネイルサロンの側で待ってた」
10分前行動がモットーの彼。
ホントゴメンなさい。
彼「鰻に行く❓」
アタシ「急用で夕方出掛けるから…
あんまり時間ないの」
彼「そっか。
でもルームサービスは流石に飽きたんじゃない❓」
アタシ「大丈夫」
って事でいつものホテルへ。
行きながら「少し遠くに自転車で行くの」
歯切れの悪いアタシを気遣いながら
「何処へ❓」と彼。
アタシ「△△学校」
そこで分かったらしく
彼「送って行こうか❓」
アタシ「うーん…」
アタシは彼の家庭の話は一切NG。
だから自分の事も言いたくない。
彼「用事は長いの❓」
アタシ「あるものを渡すだけだから長くはないけど」
彼「俺、離れた所で待ってるから送り迎えしてあげるよ」
「雨降りそうだし」
アタシ「そうして貰おうかな」
「とりあえず、連絡が来てからじゃないと
ちゃんと時間がわからないの」
ホテルへ到着。
彼「今日、ゆっくり出来るかと思って
『半沢直樹』3つ借りて来たんだ」
アタシ「ゴメンね💦」
彼「ううん。1本観られるかな」
とりあえず、ルームサービスをオーダーして。
アタシ「『半沢直樹』先に観る❓」
彼「ソネミさんが欲しい」
「すごく逢いたかった」
彼に求められて愛の確認。
前々日にも抱き合ったのに、
「好きだよ。大好きだよ」と沢山愛してくれました。
シャワーを浴びて戻ったら
テーブルには食事が並んでいて、仲良く並んで食べました。
その後は『半沢直樹』鑑賞タイム。
熱中して観てたけど、頭の片隅に
「もしも、夫から家の固定電話に連絡があったらどうしよう」と。
ネイルサロンにいる時に連絡があったのは11時半。
今現在は14時半。
もう3時間経過してる。
ネイルサロンの言い訳が通用しない時間になる。
ただ、子供の学校は16時以降に終わるはず。
でも確定ではない。
もしかしたらイレギュラーな事で早く終わるかも知れない。
子供→夫→アタシに連絡が来るなら
自宅に早めにいた方がいいのではないのか。
彼「『半沢直樹』面白いね❤️
続きが気になる〜❗️」
アタシ「うん…」
一話終わった所で時間を気にするアタシに気付いて
「もう一話どうする❓」と彼。
アタシ「どうしようかな。
とりあえず自分で△△学校に行く」
「何が起こるかわからないし」
そう。
子供が「一緒に帰る」と言い出した時に
自転車じゃないのも困るし。
なるべく人目に付かない方がいいし。
ほんの軽く事情を伝えた。
変に隠しながら伝えたからわかりづらい説明で…
アタシだったらキレてると思う😢
彼「じゃ早く帰る❓」
アタシ「どうしよ…」
「せっかく面白い所だったのにゴメンね」
彼「いいんだよ」
「ソネミさんの思うままにしてね」
アタシ「やっぱり早めに帰る」
「ゴメンね」
彼「ううん。可愛いから許す〜」
ギュッと抱きしめられてキスされて。
あんなに『半沢直樹』の続きが観たいと言ってたのに
申し訳ない(;ω;)
アタシは昨日のモヤモヤを今日
彼にブチまけてスッキリするつもりだった。
でも、優しい彼を前に言える訳が無い。
逆に彼がアタシと同じ事をしたら
ブチ切れて即、別れ話だろうと思う。
彼は全く妬かない。
アタシの昔の彼氏の話は怒るけど
家族の事は一切何も言わない。
アタシは愛されてないから❓
愛が無いから妬かないの❓
そう思ったりもしたけど
どうやら彼の中ではお互いの家族と恋人関係にあるアタシとは
完全に切り離して考えている様です。
名残惜しくて
精算してる彼の背中に抱き付きました。
「嬉しい。
そうされるのすごく嬉しいよ」と彼。
向かい合ってハグとキス。
そして、元の待ち合わせ場所に送って貰いました。
こうして、早めに帰宅したアタシ。
彼にお詫びのメッセしました。
アタシ「今日はゴメンね」
「何だか最初から場所変えたり、振り回しちゃって」
彼「ううん」
「俺は逢えただけで嬉しいから😍」
アタシ「優しいね」
彼「ソネミさんが素敵だからだよ❤️」
こんな関係だから『お互い様』だと思っていたけど
彼の優しさの前では比重が全く違う気がしました。
アタシは心が脆くて弱いけど、
この世にこんなに甘えさせてくれる人がいるって事で
とても安心するのです。
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