スネミちゃんの涙のバースデー『前編』

彼に会おうか悩んで結局は会ってしまった。


ネイルサロンが12時に終わると伝えてしまったから


「12時に前で待ってるからね」

11:43「もう着いてるから」




( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ





もう逃げられない💦





久々に行く、海鮮料理のお店で

美味しいハマグリを彼に丁寧に焼いてもらって

すっごく美味しかった。

前日、家族と焼肉食べ放題に行ったけど、もっと美味しいカルビも食べた。

美味しい海鮮とお肉を頂いたけど、心から楽しめなかった。


広くて美しいホテルへ。

そこの綺麗な畳の上でグズグズと彼のスキンシップを拒むアタシに

「何か言いたい事あるんじゃない❓

ここまで来たら、何もかも言おうよ」と促されて…

アタシは正直に彼への愛が減った事を告白しました。



「冷めた」と言う直接的な表現を使いました。



アタシは「昨日、アウターを買った後に

『ソネミさんに見てもらいたかった』なんて

選んだ後に言われたくなかったし、

インナーなんて、やっぱり白でしょ。

アタシが特別選ぶ意味無い」と言いました。


彼「ゴメンね」

「嫌な気持ちにさせるなんて思わなかったから」

アタシ「正直、気持ちが冷めたんだと思う」

「下らない事で大人げない事を言うのは、

もうそれほど好きじゃなくなったって事なのかも知れない。

それほど好きでもない人とこんな風に逢うのはリスクが高過ぎない❓」


彼は「うん…そうだけど…

すごくショックだよ。

怒ってるのなら、謝ろうと思っていたのに。

『冷めた』なんて言われるなんて」

「俺は別れたくないけど『冷めた』んだったら

追いかけるのは迷惑だよね」



そして、ずっと抱きしめてくれて。

そしたら不意に「ちょっと見て来ていい?」と

お風呂のお湯の量を確かめに行きました。


部屋に入るなり、いそいそと嬉しそうに

バスタブにお湯を溜めてた彼。


戻って来て「ちゃんと止まってた」と言う彼に

「♡♡君、独りで入れば❓」




笑って言ったはずなのに、自分でもわかるくらい悲しい顔になってしまった。


彼「一緒に入りたい。嫌❓」


こんな気持ちのまま、彼に抱かれたくなかった。


ダンマリのアタシをギューッと抱きしめて

「大好きだよ」と言う彼。


彼は「無理しなくていいよ。今日はやめとこっか」と悲しい顔で笑った後、

大きな身体でギューッと包み込む様にアタシを抱きしめました。


アタシがコクリとうなづくと彼は「いいんだよ」と

安心させるように背中を撫でました。


アタシ「アタシ、行きたかった就職先にいけなくて

ストレス溜まってたのかも知れない」


今は籠の中の小鳥で外出も制限されてて。


知らず知らずにストレスを溜めて、彼に向けてたのかも知れない。



彼「今、ソネミさんはしんどいと思うけど

俺はずっと心から応援してるし、支えていきたい」




(இдஇ; )うぇーん




泣きながら抱きついてしまった。

やっぱり甘えたかったみたい。



触れるだけのキスをしたら

彼のスイッチが入ってしまい…

深くキスをされて、そのまま押し倒されるように愛の確認へ。




翌日は前から約束してたお弁当デート🍱


〈本日のお品書き〉

麻婆豆腐

鶏の唐揚げ

春雨の中華サラダ

ワカメスープ





この度、麻婆豆腐の為に花椒を持参。

山椒好きのアタシ達。

アタシは好きだけど彼はどうかしら❓



ビンゴ❣️



「このスパイス美味しい❗️

本格的で美味しい❗️」


10秒に1度「美味しい❤️」とニコニコする彼。

「唐揚げはサクサクだし

麻婆豆腐は今まで食べた中で1番だなぁ」

と大喜びしてくれました。


キスしたそうだったけど知らん顔してたら

顔を寄せて来たから仕方なく頬を差し出した。


「チュ💋」とされたけど、まだ完全に気持ちが戻らない。


アタシが見たいと言ったから『半沢直樹』のDVD📀を借りて来てくれてたのに

よく考えたら総集編を軽く観てたアタシ。

軽くネタバレさせながらも「面白い」と喜ぶ彼。


「見いっちゃうけど…

一緒にお風呂に入ろう」と彼に求められて

お風呂も一緒に🛁



バスルームは広くて外のバルコニーに繋がってて

太陽光が入って明るくてうっとり。


バスルームとピンクのライトのプレイルームで

大興奮の彼に沢山愛されて。


ベッドで『半沢直樹』の続きを観たら

もうアタシの帰宅時間。

なのに「ソネミさんが欲しい」と半ば強引に求められてしまい…

結局、慌てる様な激しい愛の確認をして。







長いので続きます。