🐒が必要

10月は彼のお父様の命日があり、アタシの誕生日があり…

そして、彼の結婚記念日がありました。


彼の予定を調べようと、所属する某クラブのサイトのスケジュールのカレンダーを見ると…

10月某日に

『〇〇会員(彼)家族記念日』と記されていました。

それを目にした瞬間、カッと血が熱く燃えたぎるようでした。



「お祝いするの❓」

「プレゼント渡す❓」

「食事に行くの❓」

「珍しく豪華なお料理でも出てくる❓」



我が家は記念日をお祝いしたりしないけれど(ちょっとお料理頑張るくらい)

彼宅はするかも知れない😱




不安でたまらなくなったアタシは

その日に彼にどうしても逢いたくて誘いました。

ホントは夜、出てくれるか試したかったけれど

アタシが出られそうに無く(;ω;)

夫が休みなので、危険でしたが昼間に5時間のデート。

彼は快く「逢おうよ」と言ってくれました。


アタシはやっぱりモヤモヤしていて…


アタシ「♡♡君、結婚記念日なんだね」

「△△△△△クラブのサイトで見ちゃった」

「やっぱり辛い」

彼「過去には戻れないから」

「ソネミさんだって(記念日)あるでしょ」



正論だけど嫌なものは嫌なのーーー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾




そして、そのデートの後には再就職の面接が控えてて。

前日にスケジュールの確認しようとしたら…

彼「ゴメン。

ちょっと明日13時に仕事が入っちゃった😢」

「変更きかなくて」


ホントは10時から15時までのデートだったのに…




しょぼーーーーーん(;ω;)




じゃあいいよ…




アタシ「無理しなくていいよー」

「○日も逢えるし」

彼「逢いたいよ😢」

アタシ「忙しいね」

彼「⬜︎⬜︎協会の理事になってからは

その仕事もあるからその分が忙しくなってるね」

「でも無理してでも逢いたいよ」

「短過ぎてダメ❓」



もしも、このまま断ったら…

きっと、夜…


「嫁と仲良くしてたりして」

「嫁に誘われてエッチな事してたりして」


頭の中は「〜してたりして」ばっかり😫



アタシ「きっと逢わないと

寂しくてヤキモチ妬いちゃう」

「優しくして」

彼「うん」

アタシ「アタシの事1番愛してるって言って」

彼「1番愛してる」

「誰よりも愛してる」

アタシ「寂しくさせないで」

彼「沢山の愛を注ぎ続けるよ」

「待ち遠しい」




こうして逢う事になりました。←めんどくさい(笑)




アタシは面接仕様のファッションで。

ブラックのジョーゼットのセットアップ。

ブラウスはクルーネックでウエストにリボンがあって

スッキリ見え。

ボトムはワイドパンツ。

黒スエードのパンプスにグレーのクラッチバッグを合わせました。

アタシの属する業界では面接にビジネススーツは

何となく御法度と言うか、そこで自分のセンスも

見てもらうと言うか…

かと言って、ラフ過ぎても失礼だろうし💦

結構、難しいのです😅






彼の車に乗り込むと「今日もすごく綺麗で素敵だね」とニコニコ。


ホテルでギューギュー抱きしめられた後、

顔を離しては「うん。やっぱり綺麗で可愛い」と。

それを何度も繰り返す彼(笑)



「欲しかった。

欲しくてたまらなかった」



求められて愛の確認。



「ずっとこのままソネミさんと繋がっていたい。

ずっとこうしていたいよ」


「好きだよ。大好き」


深いキスをしながら、愛の言葉を沢山貰って。



シャワーを浴びて、ベッドで抱きしめられて。

アタシは「今夜はお出かけするの❓」と聞きました。

やっぱり、記念日が気になって顔を見ながら確認したかった。


彼「ううん。

仕事が遅くなるし」

アタシ「じゃあ沢山のお料理が並ぶのかしら」

彼「そんな訳ないよ」

「きっと忘れてる」

「いつもしないから」

「それよりもソネミさんとの記念日が大事だし

素敵なお店でお祝いしたいよ」



(இдஇ; )うぇーん



彼に抱きついて泣いてしまった。



彼はアタシを抱きしめながら

あそこも行きたい、ここも美味しかったね、と色々なお店に一緒に行った話をしました。

「ソネミさんが素晴らしく感じが良いから

一緒に行くといつもお店の人に良くしてもらえて

すごく得する」なんて言ってくれました。


「また、県外に行けるといいね」と彼。

アタシの住む地域では全く感染者がいなくて…

それだけにウイルスを持ち込む事は許されないので。




ホテルのルームサービスを頼んで一緒に食事しました。

「俺、ソネミさんと食事するの大好き」

「好みが合うってそれだけで嬉しい」

2人で分け合って美味しく頂きました。




そして、タイムアウトまでベッドでキスして

愛の言葉を貰って。


あっという間の2時間半でした。



彼に自宅近くに送って貰って、面接まで落ち着かない時間をやり過ごして。


いざ、面接へ。

結局、秋の新作を着て行きました💦

キャメルのゆるデザインのワイドパンツのセットアップに

ダークブラウンのレザージャケットを肩掛けして。



元上司も来てくれて、社長と別の店舗で店長をしてる

社長の娘さんも交えて4者面談😅

「貴女は会話のキャッチボールがすごくお上手だね」

「話しやすいし、性格が良いのがわかるよ」とお褒めの言葉を頂き、恐縮しました💦


ただ、一緒に働く店長を始め、3人のスタッフの年齢が若いので

「店長は決してやり手のタイプじゃないから

物足りなくて嫌になるんじゃないか」と心配されてしまいました…


そして「ウチの給料で大丈夫❓」と。

そうなのです…


お給料がめちゃくちゃ安いのですーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎


「はい。そこで悩んでます」と正直に申し上げました(笑)


次は店長とお会いしてみる事になりました。

さて、どうなることやら😓




その夜。

彼の結婚記念日でモヤモヤするし、面接でちょっと疲れたので

久々にアルコールを飲む事にしました😂



面接の様子も色々聞いてくれた優しい彼。


彼「今日もホント素敵だったよ😍」

「逢った瞬間からメロメロだよ❤️」

「好き過ぎて死にそうでした❤️」


それでも『記念日』に捉われて、不安でいっぱいなアタシ。


アタシ「今日誘われたりしたらどうする❓」

「どうするのかな」

彼「誘われないし

受け付けません」

アタシ「優しい♡♡君が❓

想像つかない」

彼「ソネミさんだけにしか優しくしない」

「ソネミさんが必要なんだ」

アタシ「ずっと好きでいて」

彼「ずっと大好きだよ」

「今日も」

「明日も」

「明後日も」

「ソネミさんは運命の人だよ」



そこから寝落ちしたらしい彼にヤキモチ妬いたアタシは

「縁があればとっくに結ばれてた」←自分が振った癖に

「愛し愛されてるのなら邪魔したくない」

「嫌いになりたい」

「もう知らない」

「嫌い」

と送りつけてふて寝しました。



翌朝。

夜中に彼からメッセが届いてて

「ゴメンね」

「落ちてた💦」

「ソネミさんが大好きなんだよ」

「わかって欲しい」と。


「おはよう」と送り合った後…

彼「ゴメンね」

「バッタリ落ちてた💦」

アタシ「ううん」

「やっぱりヤキモチ妬いちゃった」

「♡♡君まるごと

アタシのものにしたいんだもん」

彼「ソネミさんが愛おしくてたまらない」

アタシ「♡♡君だけのアタシでいたい」

彼「ソネミさんだけの俺でいたい」

アタシ「次のデートでその気持ちを感じたい」

彼「感じてね」

「精一杯伝えるから」




その後、彼はゴルフ🏌️‍♂️で、いつも通りにスコアとセルカを送ってくれました。

前半、かなり叩いたと凹んでる模様(笑)


アタシは朝からチャット出来たし、デートを控えてるので週末にしては珍しく安定してます🤣


が❗️

面接の結果次第で

今後の予定が決められないのです(;ω;)

いつも半月分のデートの予定を立てるので

決まってないのがすごく不安で。


逢ってる時は「これでもか❗️」と愛を伝えてくれる彼なので

逢えない間がとても寂しい(;ω;)

早く予定が決まりますように。






『記念日』を死ぬほど恐れてたアタシ😱

その夜、ずっとチャットしてくれたおかげで

終わってしまえば、どうと言う事はありませんでした😅

知らなければ、こんなにヤキモキしなかったのに。



見ざる🙈言わざる🙊聞かざる🙉が鉄則。



そして…



知らざる🐒が不倫関係では1番必要ですね(*p´д`q)゚。