冷静に溺れる

久々のデート。

と言っても6日ぶりだけど…

彼は午前中、かなり忙しいらしく

12時ちょうどの待ち合わせでした。


彼の車に乗り込むと「今日もとっても素敵だね」と

ニコニコする彼。


この日のファッションは

モカベージュのとろみのある、ゆったりしたトップスに

白のワイドパンツ。

トップスは襟が開いてるのでインナーは黒のベアトップ。

それに合わせて黒のパンプスに

アクセントに赤い柄のロンシャンのバッグを。


車を走らせながら「ランチは鰻にする❓」と彼。



えーーー⁉️

早く言ってよー💢



アタシ「美味しい山椒持って来てないからヤダ」

「前もって言ってくれないと毎回は持って来られないわ」

彼「そ、そうだよね💦ごめんね💦」

「ソネミさん、何時までいられるの❓」

アタシ「4時頃かな」



失業後、初のデート。

危機回避の為、夫が昼の勤務の日にしかデートしない。

子供達が帰宅する1時間以上前に家に戻らないと怪しまれそう。


彼「そっか。時間無いね。

ごめんね。今日はすごく忙しくて」

「ホテルで食事してもいい❓」


えーーー⁉️

でも、最近食べてないし

時間無いし、割と美味しいからいいか…



そして、アタシの退職の時の話や

爪が真ん中から折れてネイルサロンでリペアした

どうでもいい話をして(笑)


彼「ホント、何て言ったらいいのか…

上品で綺麗なネイルだなぁ」

アタシ「イヤイヤ、至って普通だよ😅」

「就活用だから」



何度も見てるのに褒めてくれる彼。


アタシの手をギュッと強く握って

「うわぁ…どうしよ…

逢えた嬉しさがこみ上げて来てドキドキしてる💓」

と彼。


「そう❓ありがと」

とそっけなく言ったものの、こんなに喜ぶ彼が可愛かった。



リニューアルしたホテルの綺麗なスイートルームが空いてて

上機嫌な彼。


お部屋に入ると彼が

「うわぁ…シャツがびしょ濡れだ」と言うので

触ってみるとホントびっくりするくらいシャツが濡れてて。

「忙しいわ、暑いわでプールに3回くらい飛び込んだみたいだったよ」


実は彼の会社に新入社員が入ったらしく。

そこから偶然、仕事が入ってすごく忙しくなったようです。

彼が投資用に購入したものが2つも売れたし、

会社がすごく上手くいっているみたい。


先にシャワーを浴びさせてバスローブ姿で戻って来た彼。

ルームサービスで食事を頼んだ後、抱き寄せられてキスされて。

興奮した彼が止まらない💦

強引な愛の確認でした。


2人ですごく大きなバスタブに浸かってたけど

ルームサービスを思い出して慌てて出ました💦


普通に美味しい食事をして。

また、ベッドに戻って抱き寄せられて

「ホントに綺麗だなぁ」とアタシの顔をガン見する彼。


アタシ「ふふふ。

退職する時、可愛い女の子達がお褒めの手紙くれたのよ」

彼「そりゃそうだよ。

自慢の彼女だもん」

「綺麗で可愛くて大好きだよ」


ギュッと抱きしめられました。


こんなに褒めてくれて

こんなに惜しみなく愛の言葉をくれる。

甘い言葉に溺れたっていいじゃない。




あっという間に帰る時間。

身支度をしてお部屋に戻ると

「綺麗過ぎてびっくりしちゃうよ」

「その服とっても似合ってる」と彼。


流行りのゆるめトップスにワイドパンツは

男ウケ悪いのかと心配してたけど

そうでもないみたいで良かった。



最後の健康診断の結果がボロボロで💦

γ-GTPは基準値の3倍以上で医療機関を受診するようにと😅

高血圧で尿酸値も高い😰


彼曰く「太ったおじさんの診断書みたいだね」と😂


禁酒してオルニチン摂ってウォーキングする事に。

MP3とBluetoothのイヤホン買ったから

彼に預けてダウンロードをお任せしました。




彼に対してすっかり冷静になったアタシ。

僅かに感じるのか、余計に情熱的に愛をくれる彼。

沢山の言葉や行動で甘えさせてくれるから

素直に甘えたいと思います。



彼の愛に冷静に溺れたい。