お役に立ちたい
先日、彼からアタシが仕事で扱ってる物を修理したいと連絡があって
彼が近くまで持って来たので公園で逢いました。
お互いマスクして、紙袋に入ったソレを受け取って。
「少しでも顔が見られて良かった」とニコニコしてる彼に
アタシは「マスクでほとんど隠れてるけどね」と手を振って別れました。
アタシの住んでる所は小さな島の中でも殊更、ど田舎で。
街にはほとんど誰もいません。
田舎で不便なので車社会なのが幸いして
電車やバスもガラガラです。
最近は感染者も増えてません。
彼は友人の税理士さんと事務所に籠もって確定申告するとか、
独りでデスクワークや電話で出来る仕事をしてます。
アタシの仕事と言えば数日、来客はゼロです💦
それはそれでヤバイ状況なんだけど(;ω;)
お互いマスクしてる、職場の人と少し話す程度。
それでも油断せず、頻繁に手洗い、除菌アルコールで
滅菌を励行しています。
今、彼の為に何か出来ないか…
彼の経営してる所ではエタノールや除菌ジェルやマスクが不足していて、ずっと探しています。
アタシは頂いたエタノールを使って、手作りの除菌ジェルを作ってみました。
混ぜるだけでとっても簡単でした❤️
そして、エタノール自体もお裾分けしたくて
アルコールを入れても大丈夫なスプレーボトルを
ネットで購入して彼にプレゼントする事にしました。
生活の木の直営店のマスクスプレーがお気に入りなんだけど
詰め替え用しか無くて…
彼の為にDSで見つけた物を購入。
アタシのはレモンバームですが、これはミントでした。
先日、彼から預かった修理品を渡す為に
個室のお寿司屋さんでランチしました。
それは綺麗に修理されて彼に渡す事が出来ました。
身内の物だと言うと加工してくれた人が安くしてくれました。
彼はとても喜んで、もう一つ修理して欲しいと持って来てたので
また、預かって帰りました。
彼にプレゼントした除菌ジェルにはベルガモットのアロマオイルを入れたので
とても良い香りでしっとり❤️
「良い香りだなぁ❣️
ソネミさん、ありがとう😊」
彼はとても気に入ってくれました。
「ソネミさんと手を繋ぎたい」
その言葉に「嫌」と即答したアタシ。
実はアタシは彼が修理品を入れて来た袋が気に入らなくて
拗ねてました。
地元で有名なパン屋さんの不織布で出来た袋。
生活感丸出しでホントに嫌ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
彼は「どうして❓何かした❓」と慌ててる。
アタシは首を振ってお刺身定食を食べました。
食べ終わって「こっちに来てくれないの❓」と彼。
「行きたくない」とアタシ。
彼「何でかなぁ❓…もしかして…この袋❓」
アタシ「………うん」
彼「俺が買ったんじゃ無いよ」
「何年もここのパン食べて無いし」
「俺がパン食べるのはソネミさんとだけでしょ」
アタシ「♡♡君が買ったんじゃないのも、それはそれで嫌」
彼「母か姉貴に貰ったのかもわからないし、
その辺にあったから入れて来たの」
「ホントにゴメンね」
改めて「ゴメンね」なんて言われるのも恥ずかしい。
彼は悪くないんだもん。
アタシが拗ねてるだけ。
アタシ「ううん」
彼「気が利かなくてゴメンね」
「今度から気を付けるから許してね」
「ゴメンなさい」
大きな身体を小さくして悲しそうな彼が可哀想になって…
ハグしてキスして別れました。
3日後、ようやく長めのデートが出来ました。
彼「外食の気分にはなれないね。やめておこうか」
アタシ「そうだね」
とお部屋でお篭りデートする事に。
久しぶりの郊外のスィートルームがあるホテルへ。
残念ながらスィートルームは満室💦
扉を閉めた途端に「待ちきれなかった」とキスされて。
ソファに座ってエタノールとマスクスプレーをプレゼント🎁
早速スプレーした彼は
「爽やかでいいね。
ソネミさんが勧めてくれたらどれも良く思えるよ。
ありがとう❤️」
と喜ぶ彼。
それから「ずっと欲しかった」と求められて。
「好き」「好きだよ」「大好き」と
思いを伝え合いながら愛の確認。
シャワーの後は彼の腕に抱かれてキスタイム。
「幸せだよ。ずっとこうしてたい」とギュッとされて。
ルームサービスのランチを並んで美味しく頂きました。
歯磨きしたらベッドに戻って映画を観ました。
彼は最近、飲みに行かないので
早寝早起きが習慣になって4時起き😅
爆睡してました🤣
後半で起きた彼にあらすじを説明しながら鑑賞しました。
そして、「ソネミさんが欲しくなっちゃった」と言う彼に愛されました。
さすがに疲れたみたいで💦
「全身全霊で愛させて頂きました」とゼーゼー言ってる彼(笑)
シャワーの後でまた彼の腕に包まれて。
アタシは前からずっと聞きたかった事を聞きました。
アタシ「週末って何食べてるの❓」
彼「何って💦」
狼狽える彼。
彼「土曜日は仕事してるから外かな」
アタシ「日曜日は❓」
彼「そんな事知りたくないでしょ💦」
アタシ「知りたい」
彼「料理が苦手なんだよ。
お惣菜ばっかりかな。
だから手作りに飢えてるんだ」
育ち盛りの子供達と働き盛りの夫がいるのに❓
付き合う前にもそんな事言ってた。
嫁は料理が苦手で
「肉も魚も野菜も食べない」のだと。
そして子供達も偏食らしい。
じゃあ何を食べてるの❓
彼曰く「俺の仕事に口を出させない代わりに
俺も家事について一切口を出さない」と。
彼「この前の小さなお弁当には感激したなぁ。
あんなのパパッと作れるなんて
ソネミさんはすごいなぁ」
普通だよ💢
アタシは心底悔しかった。
料理が出来なくったって彼の嫁で
彼の子供の母親で。
絶対的に敵わないんだから。
アタシは悲しくて涙をポロポロ溢しました。
「毎日ご飯作りたいよ」
彼はアタシの涙を拭って「毎日作って欲しいよ」と
抱き締めてくれました。
「料理が出来るバンガローを借りてみようよ」と彼。
そう言う意味じゃないんだけど、一生懸命誠実に考えてくれる彼が愛おしくて頷きました。
彼「お篭りばっかりも嫌だけどなかなか出かけられないね」
「滝のある渓谷とかいいんじゃないかなぁ」
「調べておくね」
いつも気遣ってくれる彼。
彼「ホテルの食事ばっかりも嫌でしょ」
「〇〇〇(記念日に食事するホテルのレストラン)はどう❓」
「テーブルの間隔をゆったり空けてるし
混雑してないし、いいんじゃない❓」
アタシ「しばらくは記念日無いよね💦」
彼「その日を記念日にすれば良いじゃない」
「俺にとってはソネミさんと一緒にいる日は特別で
何もかもが綺麗でキラキラして見えるよ」
iPhoneでレストランを調べて
「休んでないみたいだから近々行こう」とニコニコしてる彼。
「離れて見たらソネミさんが美人で可愛くてビックリした」
とギュッと抱き締められました。
「お口が上手ね」と彼の頬をギュッとつねると
「ホントだよー。
ソネミさんの優しい顔してる時の眼が好き」
「でも、スカした顔の時の眼も好き」
「大体スカしてるけど」
ヽ(*`皿´*)ノキィィ─︎─︎!!!!
アタシのどこがスカしとるんじゃ💢
アタシ「スカしてるって悪口だからねっ💢」
彼「俺の中では褒め言葉なんだけど…」
「クールと言うか…」
それは遠い昔に彼に追いかけ回されて
冷たくあしらってたから、そのイメージが消えないんじゃないかしら💦
あっという間にお別れの時間。
アタシはいつもの帰宅時間に合わせなくちゃいけなくて。
微妙に早く着いたから彼が気を利かせて
「もう少しドライブする❓」と。
「助かるわ。ありがとう」と手をギュッと繋ぎ直して
束の間のドライブをしました。
幸せな1日でした。
こんなに幸せな気持ちにさせてくれた彼に感謝。
…ですが、実は
このデートの前日、パニックになってたアタシ。
長くなるので次の記事で…
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