ゴネミちゃんのお出かけ

彼とのデートの日。


彼は前日、ゴルフで夜は飲み会でした。

前半のスコアの報告も昼をとっくに回った頃。

「アタシの事忘れてる(;ω;)」と悲しくなってました。

早番だったアタシは仕事が終わって

iPhoneを見るも、なんの連絡も無し。


アタシ「まだ終わってないの(;ω;)」


彼「他の人達を順番に送って行ってた💦」

「19:00から飲み会なんで慌ててるよ」


後半のスコアと共にメッセが届きました。



ホント❓

もう真っ暗なんですけど💢



家に着いてiPhone見たら


彼「ソネミさんもう帰ったの❓」

「顔見に行ったらいなかった💦」


なんだ…蔑ろにされてる訳じゃなかったのか。




翌日は映画を観るつもりでいたのに

彼の仕事の依頼人の都合で、13時から打ち合わせが入ってしまった。

目的の映画館まで1時間半。

例え、打ち合わせが13:30に終わっても

到着するのは15:00。

それからチケット買ったりしてたら

14:40からの映画は観られない😭



悲しくなって飲み会中の彼にネガティブなメッセを

山ほど送りつけました。

メソメソしながら床で寝落ち。



翌日。

彼が打ち合わせの準備があるとの事で

待ち合わせは11時。

彼の打ち合わせの間、アタシはマックで時間潰しするので地元の情報誌を買いました。


13時からの打ち合わせまでに

郊外にある、美味しいスンドゥブ専門店へ。

待ってる間に彼がもう少し近くの映画館を調べてくれて。

「上映時間は同じだけど、ここなら間に合うかも」と言ってくれて

アタシの気持ちは上がり、楽しく食事出来ました。





食事を終えて、彼の車に乗り込もうとしたら

助手席に長い髪の毛を発見。


アタシの髪はショートで猫毛で癖がある、ブラウンの髪色。

その髪の毛は20センチ位の真っ黒な直毛。

そっとつまんで捨てました。




食事中。

彼「髪の毛いい感じだね」

アタシ「そう❓もうそろそろ切ろうかな」

彼「俺は長めが好きだけどね」



この会話を思い出して無口になったアタシ。


彼「どうかした❓」

「俺、なんか変な事言った❓💦」

オロオロしてる彼。


アタシ「長い髪の毛が落ちてた」

彼「あ…髪の毛か…」

「気にしてるつもりだけど…ゴメンね」

「でも、お客さんを乗せたりもするし

(嫁は)そんなに長い髪じゃないよ」

アタシ「アタシよりはずっと長いよ。

ボブくらい」

「長い髪がいいってさっき言ってたもんね」

彼「それはそんな意味じゃないでしょ」


しんとした車内。


アタシ「今日は楽しい気持ちになれないから

帰る」

彼「帰らないでよ」

アタシ「ずっと楽しみにしてたのに全然楽しくない」



彼の車はアタシの家に帰る道から遠ざかってしまいました。




アタシ「こんな事はこれからいくらでもある」

「その度に悲しくなるのは嫌」

「もう別れたい」

彼」「俺が悪いのかも知れないけど

髪の毛1本でこんなに怒られたらやっていけないよ」

「機嫌直して欲しい」

アタシ「機嫌が悪いとかじゃないんだけど」

「別れたい」

彼「わかった。

送るよ」


アタシは近くの駅で降ろしてもらいました。

家には夫がいる。

仕事だと出かけたのに…

「早退した」と帰ろうか。

でも…こんな終わりでホントにいいの❓

アタシはとりあえず彼の打ち合わせが終わるまで

駅で待とうと思い、ベンチで買って来た情報誌を

読んでました。

読んでいても考えるのは彼の事ばかり。


「そんなにしょっちゅう嫁は助手席に乗るんだ」

「『そんなに乗せないよ。

好きなのはソネミさんだよ』って安心させてくれたら良かったのに」

思わず涙ぐんでしまう。

駅で情報誌を見ながら泣く痛いおばさん。


 

せめて、ちゃんと話したい。



アタシ「まだ家に帰れずにいます」


打ち合わせ中だから既読にならないだろうけど

チェックせずにいられませんでした。


打ち合わせ開始から20分後。


彼「終わりました」

「逢う❓」


「逢う❓」うーん。何か違う。

返事を考えあぐねてたら電話かかって来てビックリ。

彼とあんまり電話した事無くて。

しかもカップルアプリからの電話なので

上手く聞き取れず…電話を切りました。


彼「駅に来たよ」


早っ‼️


彼の車に乗り込んで号泣するアタシ。


彼「泣かしたくないのにゴメンね」

アタシ「そんなにしょっちゅう乗るんだと

思って悲しかった」

「ちゃんと好きだと言って安心させて欲しかった」

彼「しょっちゅう乗ったりしないよ。

ソネミさんの方がしょっちゅう乗ってる」

「大好きだよ」


何❓その言わされた感満載の答えは💢


彼「映画行けるかもしれない」

「行ってみる❓」


アタシはコクリと頷きました。


すぐに高速で県外へ。

ものすごく飛ばしてました💦

着いたのは14:50。

大きなショッピングモールの中の映画館。

急いでとりあえずお手洗いへ(笑)

アタシがお手洗いから出たら、彼はチケットと

飲み物を買ってました。


「きっと始まってるよね💦」


ところが、ここのお友達が言ってくれたように

まだ宣伝が流れてて。

席についた瞬間に映画が始まったのです✨

三谷幸喜ファンのアタシ達。

楽しみにしてた『記憶にございません』。

前方に1組、ご年配のご夫婦がいるだけの

貸し切り状態💦

彼とギュッと手を繋ぎながら、時折キスしながら観ました。


そして、トンボ帰りで地元へ。

お部屋デートの時に2人で観た情報番組で紹介されていた焼肉屋さんへ。

郊外の高級焼肉店の2号店が町の真ん中に。



ガーリックバター醤油をヒレに付けながら焼いて

最後はそのガーリックバター醤油でTKG。

厚切りのタンも歯がいらないくらい柔らかい❤️

牛テールのプルプルの柔らか煮も美味しかった。

固い物食べるとすぐに顎関節症になるアタシ。

「固いお肉なんて食べられないもん」とほざくアタシに

彼は甲斐甲斐しく焼いて食べさせてくれました。

ビールもガブ飲みしてお腹いっぱい。


次はいつものBARへ。

ひとしきりその日の出来事を話して

カウンターで手を繋いで、彼の肩に頭を乗せて

フルーツをあーんして。

終始、いちゃいちゃしまくって💦

彼はバランタイン17年。

アタシはロン・サカパと言う良いラムをガブ飲みしました。


酔っ払っていつものホテルで愛し合いました。

彼は何度も何度も「好きだよ」「離さない」と

言ってくれました。

彼も不安だったんだと思います。

タクシーの中でもずっとキスして抱き締めてくれて。

また、彼は街に戻り代行で帰ってくれました。


帰宅すると夫はお風呂に入ってて。

すぐに寝室に消えて行きました。

アタシもシャワーを浴びて彼にお礼のメッセ。


彼「ソネミさんは最愛の人です。

愛してるよ」

アタシ「アタシも愛してる」

彼「絶対に離さないよ」


「おやすみ😘」と送り合い、

アタシは何ヶ月ぶりかに寝落ちせずにベッドへ(笑)


今朝のメッセは

彼「おはよう。

今日も大好きだよ❤️」

アタシ「大好き❤」

「もう逢いたいよ」

彼「逢いたいよ」







この三連休にまた深海の底に沈む予定のソネミです。

彼は頑張って引き揚げてくれるのでしょうか❓