呪文

彼とお部屋でお弁当デートの日。

彼は午前中、隣の市で打ち合わせが入っていて。

「早くて12時、遅かったら13時になる」と言われてたので

10時頃にお弁当を作り終え、リビングや廊下をモップで掃除してました。

11時過ぎにそろそろメイクしようかと

ドレッサーの前に座った後、何となくiPhoneが気になり

開いてみると…


10:10「意外と早く終わった」

「11時に間に合いそう」




えー‼️

どうしよう💦




アタシ「全然準備出来てない💦」

「11:45くらいになりそう」


彼「いいよー」



慌ててメイクして待ち合わせ場所へ。

今日も彼の好きなワンピースにジャケットを羽織って行きました。


時間があまり無いので近くのホテルへ。

彼のリクエストのお弁当を持って。





〈本日のお品書き〉

キャベツ入りのメンチカツ

豚汁

明太子入りの卵焼き

ブロッコリーとツナのデリ風サラダ


使いかけのソースなんて持って行けないから

途中でソース買いました💦


慌ててたのでテーブルクロスも忘れちゃった。



彼は「美味しい、美味しい」と言いながら食べてくれました。

何度も「ありがとう❤️」とキスしてくる彼。

少し多かったけどペロリと完食。

「胃袋、完全に掴まれちゃった」と嬉しいお言葉を頂きました。




その後は彼にギューッと抱きしめられて愛の確認。

ホントに愛を確認しながら…

「好きだよ」

「大好き」

とずっと深くキスをしながら愛されました。


6日ぶりだったので「ずっと欲しかった」と

彼がすごく飢えてて。

アタシ達にしては6日はとっても長かった💦




シャワーの後、彼の腕の中で色んな話をして。

ずっと観たかった『カメラを止めるな』を2人で鑑賞。

ぴったりくっついて手を繋いで観ました。

最初は気持ち悪かったけど、

途中からすごく面白くなって来て、ラストは爽やかでした。

彼も面白かったのか、珍しく寝なかった(笑)


そして、来月は映画デートも決まり❤️


彼が「こんな(ホテルばっかりの)デート嫌でしょ❓」

「植物園とかどう❓」

「コスモス見に行くのもいいね」と気遣ってくれて。


アタシは彼といられるなら何処でもいいけど

せっかくの提案なので徐々に叶えていくつもり。


でも、今月はアタシの都合と彼の仕事が重なって

あと1回しか逢えないのが判明(;ω;)

それもあと10日も先なのです。


アタシは「毎日逢いたいよ」

「いいなぁ」




「いいなぁ」の後に言えなかったのは

「毎日逢える奥さんは」の言葉。


それを飲み込んだら急に涙が溢れてしまいました。




彼はアタシの涙を拭い、

「俺だって『いいなぁ』って思ってる」

とギュッと強く抱きしめてくれました。


アタシは彼の胸の中で「大好き」「すごく大好き」

と言いながら泣きました。

「大好きだよ」

「ソネミさんはホントに可愛い」と彼。

深くキスをしてると2度目の愛の確認へ。


シャワーを浴びてベッドに戻ると

「今日もビックリするほど可愛いんだけど」

「アイライン変えた❓」と彼。


オイ‼️

メイクの事かい‼️


でも、彼は鋭い。

確かに、ここのところずっとブラウンのアイライナーだったけど

黒に変えた。

それと、新しく買ったマスカラがドボッと

大量に睫毛に付くから丁寧にコームでとかしてる。

だから元々睫毛が長いのに、マツエクみたいに長くなってる💦


彼「それに今日のワンピース、やっぱり好きだなぁ」

「ワンピース多いよね❓」

アタシ「だって女性らしいんだもん」

彼「そう言う所も好きだよ」

アタシ「もっと好きになって」

彼「うん。もっともっと好きになるよ」



彼に送って貰って帰宅。


彼にお礼のメッセを送りました。


アタシ「今日も忙しいのに来てくれてありがとう❤️」

彼「こちらこそありがとう❤️

今日もソネミさんすごく素敵でした。

お弁当も最高に美味しかったよ」

アタシ「もっと好きになってくれたかな」

彼「もっともっと好きになったよ」







「アタシをもっと好きになって」


アタシの呪文。

言霊はあると信じてる。

アタシをもっと好きになって。

アタシをもっと愛して。

アタシの事離さないで。