弱小ハート

最近、ずっとアタシのアルバイト先の館内で流れてる放送があるのですが…


それはGW中に毎年行われる、某イベントへ来ませんか❓と言う内容で。

彼が家族で毎年行ってたイベントです。


付き合い出したばかりの頃、彼は待ち受け画面を見せて

「ココ、毎年行ってるんだよ〜」と。

得意げに言った一言でアタシは大号泣。

悪気無く言った言葉に泣き出したアタシを見て

彼はオロオロ。



次の年、何となく予感がして、カップルアプリのGPSで確認したら…


ビンゴ❗️


やっぱり家族で行ってました。

「急に行かないって言ったら怪しまれるかなって」


目が溶けるほど泣いて泣いて。

余りにも大号泣するアタシに

「別れよう。このままだとソネミさんが壊れてしまう」と彼が言うほど泣きました。


でも、次の年からは行かないようにしてくれて。

GW中ずっとチャットをし続けてくれました。





アタシは案内の放送を聞く度に胸がギュッと締め付けられる思いで。

「久しぶりに行きたい」と子供や嫁にねだられたら❓

そう思うと気持ちが落ちてしまいました。



先日の彼とのデート中も思い出してはシクシク泣いて。

彼が「どうしたの❓」と何度も聞いてくれたけど

「GW寂しい」としか言えなくて。

「逢えるだけ逢おうよ」とギュッと抱きしめて貰いました。


思い切って彼に某イベントの事を言うと

「もうずっと行ってないし、行かないよ」と。

翌日もデートの約束をしてるので、何とか気持ちを落ち着かせて帰宅しました。






彼の車はいつも洗車されててピカピカです。

「可愛い彼女を乗せるんだから綺麗にしないと」と

マメにディーラーで洗車して貰ってます。

先日は車内もホコリ一つ落ちてなくピカピカでした。

それはTVが故障して修理のついでに綺麗にして貰ったらしく…

汚したらいけない、と慎重に乗り降りしました。



翌日のデートは遠くにある、大人気のお店にランチを食べに行く事になりました。


待ち合わせ場所で待ってくれてる彼の車に乗り込むと

竹内まりやの曲が流れていて。

「俺、結構好きなんだ〜」と楽しそうな彼。

「朝の番組でフェスで竹内まりやが歌ってたから

聞きたくなっちゃって」



ふーん。

朝の番組って嫁と子供と見たんだよね。

何かムカつく💢



ダンマリのアタシ。



彼「アレ❓ソネミさん嫌い❓」

アタシ「あんまり知らない」

彼「俺1人で聴いてるんだよ💦」

「ホントだから❗️」



ちがうちがーうそうじゃない←鈴木雅之




彼「昔、お姉ちゃんにカセット貰ったのかな💦」


普段、姉貴って呼んでる癖に焦って「お姉ちゃん」なんて言ってる😅



不意に助手席のダッシュボードの下に

数カ所、汚れを発見❗️



昨日、あんなに綺麗でピカピカだったのに。

アタシを送ってから子供を乗せた❓

塾にでも連れて行ったの❓



いくら厚かましいアタシでも「家族を車に乗せないで‼️」なんて言える訳が無い。

ますます黙り込んだアタシ。




彼「やっぱり竹内まりやから変えようか❓」




ちがうちがーうそうじゃなーい←鈴木雅之②




アタシ「曲は関係ない」

彼「そうなの❓じゃあどうしたの❓」


オロオロする彼。

イライラするアタシ。



ダンマリのアタシを乗せて某人気店へ。




アタシは焼肉定食。

彼はカレー味の麺類を食べました。

味は良いけどお肉が固くてほぼ食べられず💦

野菜は完食しましたが(笑)

もう頼みません🥲

彼がペロリ😋



ホテルへ向かう道すがら、やっぱりダンマリのアタシに

「ホントにどうしたの❓」としつこく聞く彼。

アタシ「こんな事言える立場じゃないから」

彼「何言ってるの。

ソネミさんは何の我慢もしなくていい。

気になる事があれば何を言ってもいいんだよ」

アタシ「…車綺麗にして貰ったでしょ❓

昨日はピカピカだったの」

「でも今日見たら、ココが汚れてるの」

彼「えーーー⁉️どこどこ❓」

「暗くて見えない💦」


ここでトンネルに突入。

しかも長い(笑)



やっと抜けて。


彼「昨日から今日までソネミさんしか乗せて無いよ」

「何か怖いなぁ」

「今朝、俺が荷物置いたのかも知れないけど」


ホントに微々たる汚れなので、真実は闇の中です😂

自分の目敏さが嫌になります(;ω;)



とても広くて綺麗なホテルに到着。

早速、Apple TVを繋げる彼。

アタシが『るろうに剣心』の続きが観たいと

眼鏡まで持参してたから。

そしたらWi-Fiが繋がらない。

短気な彼はイライラ💢

フロントに電話したら「調子が悪い」との事。


「じゃあ出ます」彼の発言にビックリ‼️



30分かけて別の郊外のホテルへ。

彼「ゴメンね。ソネミさん」

アタシ「アタシはいいけどお金がもったいなく無い❓」

彼「お金じゃないんだよ。

ソネミさんと過ごす時間は快適じゃないと」



スイートルームが空いててご機嫌の彼。

前日も抱き合ったのに、この日も求められて

愛の確認。


映画を観て、ドラマを観て。

もうすぐ帰る時間に。



今度逢えるまで6日もある→GWに入る→泣く



すごく孤独な気持ちになってメソメソ。

彼はアタシの身体を抱いて

「逢えるだけ逢おうね。愛してる。

ソネミさんの事ばっかり思ってる」

頭を撫でながらそう言いました。



翌日、ゴルフで飲み会だった彼。

ゴルフ中だから仕方ないけど、当然チャットは控え目。

飲み会前に少しチャットして

「楽しんで来てね❤️」と送ったのに。


アルコールが入るとネガティブな気持ちに。


「寂しくて辛い」

「♡♡君は優しくて

ご家族思いだと思うから」

「羨ましい」

「♡♡君はズルい」



アタシを愛してると言って抱くクセに

家族とも上手くやってる彼をズルいと思ってしまった。

アタシだって同じなのに。



メソメソ泣きながらメッセを送り…

飲み会中だから仕方ないのに、

既読のまま放置されてブチ切れてしまいました。



アタシ「よくわかった」

「もう終わりにしたい」

彼「ゴメン。

まだ、先輩と飲んでる」


泣きながら寝落ちしてました。





翌朝。

彼「おはよう。

昨日はゴメンね」



彼は悪くないんだけど💦



お互いお休みだったから

一日中、沢山のチャットをして。



ヤキモチ妬いて卑屈になっていた事を謝りました。



「卑屈になる必要なんてない」

「ソネミさんは素敵だよ」

不安にならないぐらいに自信持てる様に努力するよ」

「全力で愛します」

「ソネミさんに寄り添って生きて行きたい」



次のデートはお弁当を作って行く予定。

ハンバーグをリクエストされました。


「また腕を上げたんじゃない❓

ソネミさんの料理は最高だよ」


おだてられて調子に乗るアタシは

やっぱり彼の手のひらの上で踊らされているようです😅