ああ美しくて残酷な旅よ

ギリギリまて彼が行けるのかわからなかったけど。




 



           

今週アタシの出張があって

彼が同行してくれます。

リッツカールトンのキングを抑えてくれました。


お知り合いの焼肉店に行く予定だけど

「ヒロスエ問題」で複雑なので

親戚設定にしようかな。






アタシはスネてました。

育ちが悪いのを治す事は出来ない。

だからアタシは一生知らない。

そう思っていたけれど。


それでも、「育ちは変えられる」との事。


アタシは自分をしつれられると思った。


満足に箸を持てない、

水道まで止めれらるほどの貧困家庭。

結局下の弟2人は施設に入った。

こんな人間が育ちがどうだとか考える事など

そもそも良いのだろうか。


でも、アタシは箸を自在に操り、

カトラリーを使って楽しく食事を摂る術を習得した。



内面も外面も骨の髄まで美しくいられる事など

アタシには無理なのか。

だから彼は家族を捨てないのか。


汚い不倫沼に浸かったアタシは

精神の奥まで腐っているのか。


アタシは汚い自覚はあるけど

彼はいつも美しくてそして潔い。



好きな人が出来たからと言って

家族を捨てるなんてそんな責任放棄は出来ない。

とそう言う。





アタシも子供は大事だから

同意する。




それで何が変わるのか。

何も変りゃしない。

変わらないのがアタシ達。

変えようと言う意思はない。



滅多にない彼との時間を楽しみたいと思っています。