一週間とゆきむすめ

日曜日に 市場へ出かけ

糸と麻を 買ってきた

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ テュリャ テュリャリャ

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ リャ


月曜日に お風呂を焚いて

火曜日は お風呂に入り

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ テュリャ テュリャリャ

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ リャ


水曜日に 友達が来て

木曜日は 送っていった

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ テュリャ テュリャリャ

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ リャ


金曜日は 糸巻きもせず

土曜日は おしゃべりばかり

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ テュリャ テュリャリャ

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ リャ


友達よ これが私の

一週間の 仕事です

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ テュリャ テュリャリャ

テュリャ テュリャ テュリャ

テュリャ リャ





彼と一週間逢えません。

そんな時、この曲が頭の中で流れます。



彼を紹介した、幼少期に生き別れた父はロシア系ハーフでした。



一週間が長くて。

辛くてたまりません。







身体が弱くて、幼稚園も小学校も休んで

読書ばかりしていたアタシ。













子どものいないおじいさんとおばあさんが、ある冬、雪で女の子を作ると突然動きだしました。

おじいさんとおばあさんは大喜びして娘としてかわいがります。

でも、春がきても、娘は家の中に閉じこもって外では遊びたがりません。

やがて夏になり、娘はおじいさんやおばあさんにすすめられて、女の子たちと森に遊びに出かけますが……


『おおきなかぶ』のコンビによるロシアの昔話絵本。






この女の子の絵が幼かったアタシに似てて。

大きな眼に青白い顔。赤い唇。


おじいさんとおばあさんに可愛がられてる

お人形のような女の子。




働かないDVクズ男との子を2人も産んで施設に預けた

水商売してた母。

暴力と性的な嫌がらせをする男とアタシを

同じ場所に住まわせて、夜は仕事に出ていた母。

アタシは母のヒモ男に

何度も顔を殴られて、下着に手を入れられた。

最後まではされなかったけど、心に深く傷を負った。






ゆきむすめ。

溶けてしまう女の子はアタシ。

彼に逢えないまま溶けて水になる。





溶ける前に助けに来て。





そんな事、誰にも言えない。

未だに、悪夢にうなされて

泣きながら目覚める日が年に数度ある。





今週は送り迎えしてくれるんだって。

溶ける前にお願い。

逢いたいよ。