されど15分
今週から彼の所属する某クラブも活動を再開。
夕方、iPhone見たらいつもより遅い時間にメッセが。
彼「ランチ会長かった😭」
「やっと終わったよ」
アタシ「今日は〇〇〇〇だったのね」
「お疲れ様でした」
「寂しかったよ」
彼「ゴメンね」
「明日の契約もドタキャンされた😢」
「ガッカリ」
アタシ「ドタキャンとかアリなの❓
延期って事❓」
彼「契約書にハンコ押さなきゃ有りだね😅」
「キャンセルなんで白紙です😢」
「諸費用に3万掛かったのに」
「酷いわ」
アタシ「え〜💢
ひどい〜」
彼「散々文句言って酷いわ」
アタシ「⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎の人❓」
以前アタシが秘書のフリして付いて行った人の話かと
思ったら…
彼「別の人だよ」
「⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎の人はダメになった」
「苦難は続くよ💦」
アタシ「次のデートが気晴らしになればいいな」
彼「ソネミさんとのデートなら元気になる❤️」
「ちょっと業者仲間とヤケ酒行く事になりました🥴」
時刻は17:30。
アタシは、あと30分で仕事が終わる。
アタシ「何時から❓」
彼「19時からだよ」
アタシ「そっか」
「楽しんで来てね」
「ちょっと逢えたらなぁって思っちゃった」
彼「何時なら逢えるの❓」
「逢いたいよ」
アタシ「もうすぐ終わるから
♡♡君の予定までの間なら」
ホントはもう街に出て来てるなら逢えると思った。
今夜は夫が夜勤なので
アタシは晩ご飯を作って仕事に来ていた。
子供に電話すると先に食べたいとの事だったので
温めて食べてもらう事にした。
彼「今からだと18時半過ぎくらいになるけど大丈夫❓」
少し待たなきゃいけないけど、それでも彼に逢いたかった。
アタシ「♡♡君飲み会に間に合う❓」
彼「ギリギリまで一緒にいたいな」
アタシ「何処に行けばいい❓」
「アタシ、△△△△△△△△に行ってみたい」
そこはアタシの職場近くの人気のアイリッシュパブ。
移転してからは行った事ないので行ってみたかった。
ところが、そこから既読にならず…
アタシは待ち合わせで有名なオブジェのベンチで
待ちぼうけ。
やっと既読になるも、返事がない(;ω;)
もう20分も待ってるアタシ。
「もう帰る」とメッセすべきか…
とりあえず「どこにいたらいいの❓」とメッセ。
そしたら
彼から
「ゴメン💦バンバン電話掛かって来てて」
「△△△△△△△△でいいよ」
「街に着きました💦」と。
小走りに走って来た彼。
アイリッシュパブに2人で入って。
お洒落な店内は薄暗い。
彼はギネス、アタシはマグナーズのリンゴのビールを注文して。
彼は「ソネミさん、可愛い」とマスクしてるアタシを褒める。
アタシ「顔の3分の1以上隠れてるのに何言ってるの」
彼「美女オーラがすごいから」
「ソネミさんはツンデレだけど俺はデレデレだよ」
今日は新作のモカベージュのモックネックのカットソーに
とろみのある素材の黒のジョガーパンツに黒パンプス。
カジュアルだけど、女性らしい感じに。
彼「大人っぽくてお洒落だね」←大人過ぎるほど大人だけどね(笑)
マスクを外すとフィルターが掛かってる彼は
「ホント可愛い」「ホント綺麗」とデレデレ。
職場でマスクしてるから、アイメイクしかしてない状態だった。
急遽、逢える事になり、
ルーセントパウダーとグロスで少しメイク直しして良かった。
くっつけないのはわかってたけど
彼からプレゼントされた香水を付け直して良かった。
きっと、アタシをイイ女モードにしてくれたから。
乾杯して、彼の仕事の話を聞いて。
下調べして、準備して、やっと契約まで
漕ぎ着けたのにキャンセル。
彼の顔には疲労が滲んでいました。
「その代わり2件契約が決まったけどね」
出来る男はタダでは起きない。
ニコニコしながらビールを飲む彼。
やっぱり素敵。
あっという間に彼の予定の時刻。
約15分。
アタシ「体感時刻は3分ほどだね」
彼「また、ゆっくり来ようよ。
フィッシュ&チップスでも食べよう」
手も握らず、唇も交わさず、抱擁も無かったけど
彼の視線がとっても熱くて。
幸せでした。
店を出ると「酔ったみたい」と彼。
アタシ「良く言うわ。
これから浴びるほど飲むんでしょ」
彼「今日は息を止めて走ったみたいに過ごしたから」
「きっとすごく酔うかも」
今日一日がどれだけハードだったかが、わかる一言でした。
多額の報酬と引き換えに命を削るほど忙しい彼。
いつもアタシの為に時間を作ってくれてありがとう。
少し離れた飲み会へ足早に向かう彼の背中を見ながら感謝しました。
次のデートはロングデートなので、
ほんの少しだけお仕事しなきゃいけない彼に
秘書ソネミとして同行する事になりそうです(笑)
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