過保護な彼

先週末はいつもの如く、別れ話をして大泣きしました😢



来月からはアルバイトさんが来られる日にしか

お休みが取れなくて…

思うように彼と逢えなくて「寂しい」と言うアタシに

彼が今度、アタシの仕事場への送迎をしてくれると言うので

お礼にお弁当を作ろうと思ったのです。


リクエストを聞きながら「あれも食べたい」

「これはどう❓」なんて言って楽しくチャットしてたのに。

ふいに、この前のデートの終わりに彼が「お腹空いた」とポロリと言った言葉で

「この後、嫁の作ったご飯食べるんだ…」と思ったら悲しくて自分が思った以上に傷ついてしまった事を思い出した。




結局、アタシがたまにお弁当作ったところで

毎日毎日作ってる嫁には敵わない。

すっかり嫁の味に慣れてしまっているんだから

それが日常の味で1番慣れ親しんで、美味しいと思ってるんだろう。






お付き合いする事になった日の昼間、

少し遠くのレストランへ向かう車の中で

彼の家庭の話を色々聞いた。

「嫁は料理が苦手でカレーすら不味い」

「子供達は好き嫌いが多く、果物も食べられないから

バースデーケーキも一切果物が入ってないのを買う」



「自分の仕事に口を出さない嫁に対して

嫁の家事について口を出さない」

と言う彼は充分、嫁の家事能力に満足しているようでした。



「嫁の実家は〇〇を作ってる有名な名家だ」と自慢していたので、仲は良いんだろうなぁと思った。

まさか、彼と付き合うなんて思っていなかったから

何とも思わなかった。



でも、未だにこのたった1日に聞いた情報に苦しめられてるアタシ。

アルコールが入り、それを散々何時間も責めた。



彼「覚えてない。

6年前の言葉に恨み節を言われても

殴られっぱなししか術はないから」

「ソネミさんが嫌だと言ってからは言ってないよ」

「改善しただけじゃ収まらない❓」

昔の話をされても過去には帰れないし

もう家庭の話はしてないつもりだし」



そう言われてもずっと責めた。

だって、嫁の存在自体が嫌で消えて欲しいんだもん。

最早、話さなきゃ良いって問題じゃない。




彼「やっぱり過去に言った事を許せないみたいだね」

「もう限界だよ」

「過去には戻れない」

「ずっと過去を責められ続けたら耐えられない」

「もう無理」




久しぶりにわんわん泣いた。

別れたいのか別れたくないのかと言われたら

別れたくないからゴネたんだと思う。

でも、彼がふと漏らす言葉に嫁の存在を思い出してしまうようにしたのは彼なんだから。

もっともっと反省して欲しかった。




彼「俺が伝えたい事は2つ」

「別れたくない」

「前に言った事は反省して

もう言わないから許して欲しい」

アタシ「お腹空いたら

奥さんのご飯を食べるんだよね」

「羨ましい」

彼「そんな事言ってない」

お腹空いたとしか言ってない」

「そんな事言いたい訳じゃないのはわかってくれているでしょ」

「意地悪言わないで」

「お腹空いたって言ったらダメなの❓」

アタシ「他の人より

傷つきやすいのはわかってないのかな」

「好きなだけ言えばいい」

傷つかない人といれば良いと思う」

彼「気をつけるよ」




ヽ(*`皿´*)ノキィィ─︎─︎!!!!



無意識に出るのが嫌なの💢




アタシ「もういいよ」

「お腹空いたなんて

死ぬほど言えばいいと思う」

ホントにホントに

もう2度と会わなくてもいい」

もう終わったの」

彼「好きだよ」

「離れない」

「終わってない」

「好きだから食い下がるんだよ」




大泣きしながら床で寝落ちしたアタシ。




翌朝の土曜日。

彼「昨日はゴメンね」

「言い過ぎたよ」

「努力するから許して」


お昼の休憩中にもメッセしてくれて…


彼「ずっと大好きだよ❤️」

「早く逢いたい」

アタシ「週末はどうしても落ちちゃう」

彼「今日もずっと仕事してるよ」

アタシ「メンタルが絹ごし豆腐なの」

彼「落ちない様にもっと愛情を注ぎたい」

「せめて木綿豆腐くらいにしたい(笑)」

アタシ「湯葉にならないように頑張るよ」

彼「可愛い😍」

「愛おしいよ」



とりあえず、機嫌を直して仲直り。



日曜日も沢山チャットしてくれたので穏やかな気持ちになりました。



週明けはお互い忙しくて日中はやり取り出来なかったけど、

気持ちは落ち着いてました。




その夕方。

彼「今日は◇◇と飲み会になりました🍻」




◇◇さんは彼の大学時代からの親友。

県外で仲良くなったけど、偶然地元が一緒だった人。

数年前に一度、少しだけ一緒に飲んだ。


彼は「俺の彼女」と紹介してくれた。




彼「早く可愛い彼女に逢いたいよ」

「今日は何時に終わるの❓」

アタシ「18:30だよ」

彼「19時からだからチラッと逢いたいなぁ」



この日は子供が塾の日なので晩御飯は用意してる。

夫は残業で少し遅くなると言う。

ただ、何時になるかはわからないそうだから

少しだけなら逢えそう。



アタシ「終わったら連絡します」



そして、仕事が終わり…

彼の居る場所へ。

職場前のアイリッシュパブに寄るのかと思ったら

◇◇さんと合流して、結構離れた居酒屋へ行く事に💦


自転車を持って来て押しながら歩く。


「夫が遅くなるとは言え、そんなにはいられない…

どうしよう…」

そう考えながら歩いていたら「急にゴメンね💦」と彼。

「30分くらいしたらお暇したらいいわ」と気楽に考える事にして「ううん」と笑って答えた。

アタシは少々飲んだところで、顔にも態度にも一切出ないんだし、どうとでもなるし🤣




歩道を3人で歩きながら

「お疲れ様です。お久しぶりですね〜」なんて話す。


そしたら彼が「ソネミさんはこっち(車道から遠い方)を歩いた方がいいよ」と言う。

歩道自体が広いからどこを歩いても、絶対に事故に遭う事はないのに(笑)


◇◇さん「じゃあ俺が車道側歩くわ」

彼「おう。◇◇はそっちで歩いてくれ」

「ソネミさん、自転車は俺が押そうか❓」

アタシ「自転車くらい押せるよ〜」

彼「そう❓」




そんなに過保護にしなくても大丈夫です〜😅




やっと到着。

「ソネミさんの自転車、鍵が付いてる❓大丈夫❓」と心配そうな彼。

◇◇さん爆笑。

「遠かったでしょ。ゴメンね」と更に気を遣いまくる彼。



靴を脱ぐスタイルの居酒屋で

「ソネミさん、そのまま脱いで置いといて。俺が片付けるから」と彼。

流石にそこまでさせられません💦



着席して生ビールを3つ注文。

久しぶりに外で飲むキンキンに冷えたビールは美味しい😊



2人の行きつけらしいので『大将のおまかせ』で

色々作ってもらった。

「まずはソネミさんからね」と彼が全部取り分けてくれて

ニコニコ。


アタシの話に楽しそうに笑う彼。

目が合う度に蕩けそうな笑顔で。

ちょっと…いや、だいぶ恥ずかしい(笑)



生ビールを4杯飲んで、美味しい肴を少し摘んでいたら…

もう30分ほど経ってる💦

帰らなきゃ💦




早々に帰る失礼をお詫びして出口へ。

彼はアタシのパンプスを取ってくれて一緒に外へ出て来ました。


彼「逢えて嬉しかったよ。

急にゴメンね」

アタシ「アタシも嬉しかった。

誘ってくれてありがとう。

◇◇さんによろしくお伝えください」



途中でビールを買って帰宅しました。

夫も帰ってなく…良かった😅



彼にお礼のメッセ。

アタシ「今日はありがとう😊

せっかくの機会にお邪魔して◇◇さんに

謝っておいて下さい」

彼「いやいやありがとう❤️

◇◇も喜んでたよ」

アタシ「そんな事ないわ(笑)」

「気を遣ってくれてるのよ」

「楽しい夜を過ごしてね」

彼「ありがとう❤️」

「今日のソネミさんも可愛くてメロメロでした😍」





こうして、僅かな時間でしたが彼と逢えてお酒まで飲めて嬉しかった。

親友の前で更に過保護で甘々の彼が可愛かった😍





明日は彼が送迎してくれる、隙間時間のデート。

お礼のお弁当を頑張って美味しく作ろうと思います。